かさぶた

A村の子どもたちの体には、意思を持つかさぶたがついている。
一定の年齢まで来ると、彼らはかさぶたを剥がす旅に出る。
あてもなくただ皆で、ひたすら歩いていく。途中でかさぶたが剥がれた者は、道から外れることができる。
「私」もまた、旅に出るときが来た。

少し不思議で残酷な空想小説です。
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