夜は嘘にふるえてる
由衣には姉がいる。
病気がちで、家と病院を行ったりきたりで、なのにずっと静かに微笑んでいた。
そんな姉が、とうとう死ぬかもしれないと、由衣は母から告げられる。
由衣の16年には、望む望まないにかかわらず、ずっと姉の影が射していた。
生ぬるい感傷をもてあましながら、由衣は姉の見舞いに向かうことになる。
影を失くしても、人は生きていけるだろうか。
喪失の青春小説です。
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