愛されないのに愛してる。

【小説として性的表現が必要不可欠な物語です。苦手な方は、ご遠慮下さい。】

叶わないとわかっていながら、何故、この愛を手放せないのだろう?

20年前に終わらせたはずの初恋を、再び拗らせる事になるとは俺は、思いもしなかった。
幼馴染みの瀬野命(せのめい)からの一本の電話によって、俺は、忘れようとしていた初恋相手と再会する。

ずっと、会いたかったその人が
愛してるのは、やっぱりあいつで、いい加減、忘れろよ

忘れて、俺を愛してくれよ。
叶わない、初恋
絶対に愛されはしない相手を
愛し続ける事を選ぶなんて
苦しくても、辛くても
傍にいる事を選ぶなんて、そんな気持ちを抱えた、俺と命(めい)の話。


今日も、また俺は、あいつのフリを繰り返す。
愛してほしい。
空っぽで、空っぽで、虚しい。
愛されないって、辛い
でも、放(はな)れたくない。
少しだけでも、愛してくれるなら…何だってするよ
だけど、一滴も愛をくれない。

ねぇー。神様
愛される方法を教えてください。

小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
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