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ハロウィンの夜 11
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あれ?
ぬるりと入ってきた温かい物体に、目を丸くする。
私、キスされている? しかも、ネイサンたら、ベロを入れてきているの? これ、チュウなのかしら?
私の知っているチュウではないけど……クチュクチュとお口の中をまさぐられて、なんか気持ちいい。深く繋がっているみたい。
だけど一体、なんでこうなったの?
裸のお尻がヒリヒリする。
そうだわ、お尻を──裸のお尻をペンペンされて、すごく恥ずかしくて、下腹部がキュッとなって、なぜか股間が潤んでしまったの。
そして今またキスされて、お股が濡れてきているの。どうしてかしら。
「あふっ……」
あ、息……息をどうしたら。
ネイサンがやっと唇を解放してくれた。唾液の糸が引く。私は空気を求めてしゃくりあげた。
「カピカピになるので、ズボンを下げますね。少し、腰を上げて?」
耳元で囁かれ、またキュンと下腹部が疼いた。
ネイサンは、私に前を開けられたズボンを、下穿きごと膝までさげる。
「お座り下さい」
「あっ、でも付いちゃう」
お股のベタベタが、直接彼の肌に触れてしまう。
「それでいいのです」
クスッと笑われて、私は戸惑う。いいの? 汚くない?
「お嬢様も、脱ぎましょうね。それはそれで、そそりますが」
ビキニを少しずらされた。乳房をほとんど覆っていない僅かな布地の横から、尖りが飛び出す。
「──っ!」
角張った綺麗な指が乳輪をなぞる。
「淡いピンクが、可憐な蕾のようです」
ピンと弾かれ、ビクッと体が震えた。
ネイサンは、惚れ惚れと胸先の尖りを眺めてから言った。
「着けている意味は、こざいませんね」
ブチッと引きちぎられた。
「やはり紙のように脆弱な素材だ。本当に水着なのでしょうか」
呆れたため息をつき、ロープに押さえつけられたビキニブラを引っこ抜く。布地が乳首をかすって、私は変な声を上げてしまった。
「いい声だ」
笑いを含んだ声で言われて恥ずかしくなった。ネイサンは、足と手首のロープだけ外して、私を深く抱っこし直した。
何か弾力のあるものが太腿の間に挟まり、大変座り心地が悪い。そこでモジモジとお尻を動かすと、ネイサンが呻く。
「惚れ薬なんて、飲ませてはいけません」
「……はい」
「幸い、ただの睡眠導入剤のようでございましたから良かったものの……。ただでさえ、耐えられるか分からないというのに」
「え……?」
ネイサンは額の汗を拭う。玉のような汗が増えている。
「こんな、一度も自慰をしたことがないような女性を、俺は──」
俺?
「既成事実……ですか」
私の顔がカッと熱くなる。赤くなったのが分かった。
「私を好きなんですね?」
これにはプイッと顔を背けた私。
「きゃう!」
乳首を摘まれた。
「違うのでございますか?」
「あっ……あああっ!」
コリコリしないで!
ロープのせいでよけい乳房がせり出し、存在を主張する乳首。敏感に意識させられてしまう。
大きな角張った手のひらが、乳房を撫で回すたびに乳首が転がされ、私はベッドに膝立ちになって腰を浮かせた。
「やぁああっ、何か、おかしな気分……あんっ!」
ネイサンがすかさず股の間に手を入れてきた。二重になっていたロープを引っ張り、二つに分けたのが分かった。
ヌチ……。
張り付いた肉が離れる音が耳に届き、赤面する。やけに湿っぽい。
さらに私の秘めた場所は広げられたまま、ロープで押さえられた。濡れていたものだから、すっと外気に触れて冷たくなる。
「優しくできないかもしれない」
低いザラついた声がして、ツプッと指を入れられた。ぴちゃぴちゃという水音は止むことなく、私は不思議で仕方なかった。
おしっこじゃないわ。どうして濡れているのかしら。
ネイサンの長い指が探るように入ってくる。
「勉強はお出来になるのに、たまにスポンと常識が抜けている。世間知らずで頭でっかちあるあるでございますね」
「私がそうだって言いたいの?」
ムッとなって言い返すと、クリンと指で掻き回された。喘ぐ私に、ネイサンは言う。
「よく、解しましょう。お嬢様を痛めつけたいわけじゃない」
何よ、お尻を叩いたくせに。
「ぐっ!」
指が二本に増やされた。
「ゆっくり開発できないかも。私が死にます」
不穏な言葉を吐いた後、親指が挿れられた指二本の場所より、上の方にある何かを擦った。
ビリッと静電気のようなものが走る。
「クリト──花の蕾が大きい。ロープの結び目をここに作れば良かったな」
そこをコロコロ転がされ、ビクビク体が動いてしまう。そんな部分がお股にあるなんて、今まで知らなかった。
「きゃん!」
下半身に気を取られていたら、いきなりじゅっと乳首を吸われた。ネイサンが……あのネイサンが、潤んだ瞳で私を見ながら、乳首を……。
「お嬢様は巨乳なのに、感度がいい。ここまで尖らせて、石ころみたいに固くして──」
赤く充血した尖端を興味深げに何度も何度も弾かれた。
下と上とを両方弄られながら、私はネイサンの息がどんどん荒くなっていくのが気になっていた。
「ネイサン──あんっ……大丈夫? ……いやんっ」
変な声の合間に気遣うと、ネイサンはいきなり私を持ち上げた。
「大丈夫ではございません」
ぬるりと入ってきた温かい物体に、目を丸くする。
私、キスされている? しかも、ネイサンたら、ベロを入れてきているの? これ、チュウなのかしら?
私の知っているチュウではないけど……クチュクチュとお口の中をまさぐられて、なんか気持ちいい。深く繋がっているみたい。
だけど一体、なんでこうなったの?
裸のお尻がヒリヒリする。
そうだわ、お尻を──裸のお尻をペンペンされて、すごく恥ずかしくて、下腹部がキュッとなって、なぜか股間が潤んでしまったの。
そして今またキスされて、お股が濡れてきているの。どうしてかしら。
「あふっ……」
あ、息……息をどうしたら。
ネイサンがやっと唇を解放してくれた。唾液の糸が引く。私は空気を求めてしゃくりあげた。
「カピカピになるので、ズボンを下げますね。少し、腰を上げて?」
耳元で囁かれ、またキュンと下腹部が疼いた。
ネイサンは、私に前を開けられたズボンを、下穿きごと膝までさげる。
「お座り下さい」
「あっ、でも付いちゃう」
お股のベタベタが、直接彼の肌に触れてしまう。
「それでいいのです」
クスッと笑われて、私は戸惑う。いいの? 汚くない?
「お嬢様も、脱ぎましょうね。それはそれで、そそりますが」
ビキニを少しずらされた。乳房をほとんど覆っていない僅かな布地の横から、尖りが飛び出す。
「──っ!」
角張った綺麗な指が乳輪をなぞる。
「淡いピンクが、可憐な蕾のようです」
ピンと弾かれ、ビクッと体が震えた。
ネイサンは、惚れ惚れと胸先の尖りを眺めてから言った。
「着けている意味は、こざいませんね」
ブチッと引きちぎられた。
「やはり紙のように脆弱な素材だ。本当に水着なのでしょうか」
呆れたため息をつき、ロープに押さえつけられたビキニブラを引っこ抜く。布地が乳首をかすって、私は変な声を上げてしまった。
「いい声だ」
笑いを含んだ声で言われて恥ずかしくなった。ネイサンは、足と手首のロープだけ外して、私を深く抱っこし直した。
何か弾力のあるものが太腿の間に挟まり、大変座り心地が悪い。そこでモジモジとお尻を動かすと、ネイサンが呻く。
「惚れ薬なんて、飲ませてはいけません」
「……はい」
「幸い、ただの睡眠導入剤のようでございましたから良かったものの……。ただでさえ、耐えられるか分からないというのに」
「え……?」
ネイサンは額の汗を拭う。玉のような汗が増えている。
「こんな、一度も自慰をしたことがないような女性を、俺は──」
俺?
「既成事実……ですか」
私の顔がカッと熱くなる。赤くなったのが分かった。
「私を好きなんですね?」
これにはプイッと顔を背けた私。
「きゃう!」
乳首を摘まれた。
「違うのでございますか?」
「あっ……あああっ!」
コリコリしないで!
ロープのせいでよけい乳房がせり出し、存在を主張する乳首。敏感に意識させられてしまう。
大きな角張った手のひらが、乳房を撫で回すたびに乳首が転がされ、私はベッドに膝立ちになって腰を浮かせた。
「やぁああっ、何か、おかしな気分……あんっ!」
ネイサンがすかさず股の間に手を入れてきた。二重になっていたロープを引っ張り、二つに分けたのが分かった。
ヌチ……。
張り付いた肉が離れる音が耳に届き、赤面する。やけに湿っぽい。
さらに私の秘めた場所は広げられたまま、ロープで押さえられた。濡れていたものだから、すっと外気に触れて冷たくなる。
「優しくできないかもしれない」
低いザラついた声がして、ツプッと指を入れられた。ぴちゃぴちゃという水音は止むことなく、私は不思議で仕方なかった。
おしっこじゃないわ。どうして濡れているのかしら。
ネイサンの長い指が探るように入ってくる。
「勉強はお出来になるのに、たまにスポンと常識が抜けている。世間知らずで頭でっかちあるあるでございますね」
「私がそうだって言いたいの?」
ムッとなって言い返すと、クリンと指で掻き回された。喘ぐ私に、ネイサンは言う。
「よく、解しましょう。お嬢様を痛めつけたいわけじゃない」
何よ、お尻を叩いたくせに。
「ぐっ!」
指が二本に増やされた。
「ゆっくり開発できないかも。私が死にます」
不穏な言葉を吐いた後、親指が挿れられた指二本の場所より、上の方にある何かを擦った。
ビリッと静電気のようなものが走る。
「クリト──花の蕾が大きい。ロープの結び目をここに作れば良かったな」
そこをコロコロ転がされ、ビクビク体が動いてしまう。そんな部分がお股にあるなんて、今まで知らなかった。
「きゃん!」
下半身に気を取られていたら、いきなりじゅっと乳首を吸われた。ネイサンが……あのネイサンが、潤んだ瞳で私を見ながら、乳首を……。
「お嬢様は巨乳なのに、感度がいい。ここまで尖らせて、石ころみたいに固くして──」
赤く充血した尖端を興味深げに何度も何度も弾かれた。
下と上とを両方弄られながら、私はネイサンの息がどんどん荒くなっていくのが気になっていた。
「ネイサン──あんっ……大丈夫? ……いやんっ」
変な声の合間に気遣うと、ネイサンはいきなり私を持ち上げた。
「大丈夫ではございません」
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