北を見るフェイト
四年越しで初めてまともに話した同僚は男のビッチだった。残暑の厳しい夕方、広告代理店の営業を務める北見は仕事先を出た所で柄の悪い男と歩く同僚の姿を目撃する。同じ職場で働くも、挨拶もしない、目も合わない、立って歩く姿を見ることさえ稀な相手だが興味本位で後を付けると、二人が消えたのはラブホテルだった。
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