悪役令嬢グラッセは婚約破棄を「請求」する!
「グラッセ・ド・ラズベリー! 貴様との婚約を破棄する!」
王立学園の卒業パーティー。大勢の貴族が見守る中、アラン王子はそう叫んだ。隣には可憐な男爵令嬢ミナ。普通なら泣き崩れるか、絶望するはずのシチュエーション。
しかし、公爵令嬢グラッセが取り出したのは、ハンカチではなく「分厚い請求書」だった。
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