心障ニート狂想曲

※この物語は、ある男が体験した『実話』である。
尚、プライバシーの関係上、すべての人物は仮名とする。



和泉浩介(いずみ こうすけ)は、子どもの頃から『倒れちゃいけない』と考えれば考えるほど追い込まれて、貧血で倒れてしまう症状があった。

そのため、入学式、全校集会、卒業式、アルバイト等にまともに参加できず、周りからの目もあって次第に心を塞ぎ込んでしまう。

心療内科の先生によると、和泉の症状は転換性障害や不安障害の可能性がある……とのことだったが、これだという病名がハッキリしないのだという。

「なんで俺がこんな目に……」




和泉は謎の症状から抜け出せず、いつのまにか大学の卒業を迎え……半ば引きこもり状態になり、7年の月日が経った。


そして時は西暦2018年……。

ニートのまま、和泉は31歳を迎えていた。

このままではいけないと、心療内科の先生のアドバイスをきっかけに勇気を出してバイトを始める。

そこから和泉の人生は大きく動き出すのだった。

心療内科と家を往復するだけだった男の大逆転劇が幕を開ける。
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