【完結】さよならのかわりに
だからわたしは悪女になります。
彼を自由にさせてあげたかった。
彼には愛する人と幸せになって欲しかった。
わたくしのことなど忘れて欲しかった。
だってわたくしはもうすぐ死ぬのだから。
さよならのかわりに……
一気読みしました。物語的には救いのない悲しいお話でしたが一気読みするほどの魅力はありました。
個人的には、父や兄との関係が修復されて、治療薬が完成して婚約者と幸せになって欲しかったです。
サイロはウェラと一緒になって、同い年の子どもが生まれてウェラが乳母になってサイロ共々家族のような関係になって穏やかな時間が流れていくみたいハッピーエンドだったならば多くの読者が大満足したかもと思います。
昨日、一気読みして、物語を反芻してました。
この話、ブロアが、男を破滅させる「運命の女(ファム・ファタール)」だと思うと一番しっくりしました。元婚約者も家令も父親もブロアを一番大切にした護衛も見事に破滅している。運よく破滅を免れたのが、関わり合いの少ない兄と関わった時間の少ない現婚約者。
全体を通して見るとブロアが周りを巻き込んで、自分の最期の旅路に巻き込んで、男たちを破滅に導いているようにも取れました。
と、思ったのは、ブロア父や王の目から見ると、ブロアは婚約者である王太子とうまく行っていない上に他の女に浮気され、王太子の仕事を押し付けられているにもかかわらず、それに対する不満を表明することがない。そうなると、ブロアは王太子とどうあれ添い遂げるつもりと見ていたから、ブロアを側妃とすることを前提で王太子妃として足りない新王太子妃をOKにしたら、ブロアは側妃になることを拒否。結果、仕事のできない王太子と能力の足りない王太子妃の爆誕。ブロアのやったことは、仕事のできない王太子を作り上げ、無能の女を王太子妃にしてほっぽりだすと言う事態。
家令のことも不満を訴えずに、放置して、横領を黙認。最期には逆切れで主の娘であるブロアを刺すという犯罪者にしてしまった。
王太子や家令がクズであってもそれを黙認し、助長したのは、必要な訴えを起こさなかったブロアともとれる。その結果として、ブロアが王太子や家令、父親を破滅させた。
運命の女のもう一つの意味は「赤い糸で結ばれた女」。新婚約者ではなく、護衛が死んでしまったのは、そういうことなのだろうなともとれる。
と、勝手な感想を書きました。
救いのない悲劇の方がブロアが「運命の女」ならお似合いだと自分は思うのです。とても、面白い作品でした。
追記です
前の投稿で、サイロがすぐ後追いすると読んでいたのに、「サイロは主人公をずっと思い続けるでしょうから」みたいに書いてしまったので、「仮にそのあとずっと生きていたとしても」と付け加えさせて下さい。
本編で、最後にセフィルがミリアと結ばれる的な展開でしたので、セフィルはなんだかんだ言って他の人でも良かったのね…みたいに思ってしまったので、サイロが一途で良いなぁ…と思ってしまったのでした。
色々考えさせられて興味深いお話でした。有難うございました。
一気読み致しました。個人的にはifのエンドの方がほっとしました。
父親は身勝手ですが、ちゃんと話せたし、セフィルにも気持ちを伝えられたし、サイロはセフィルと違って、若い女の子にコナかけられても目移りしなさそうで、ずっと主人公の事を思い続けるでしょうし。
でも哀しい話でしたね…
もう一つの世界でも、ヒロインは死んじゃうのね。。。(´;Д;`)
父親も、少しでも娘を想う気持ちがあれば、もっとどうにかして欲しかったなぁともやもや。
私はセフィル不憫では?派なので、ちょっと残念。セフィルエンドはどこにもないのね(まぁ、仕方ないのでしょう)。
素敵なお話しありがとうございました😆。
ご都合主義ではなかった………。
でもブロアは心残りはなかったように思います。
血の繋がった他人の父親との絶縁とサイロへの告白。そしてセフィルへの「さようなら」。
父親はブロアの病気や亡き妻が浮気を知っていた事で絶望したんでしょうね。だから抵抗なく引退。
父親の奴は最後まで自分の罪悪感で人生を棒に振ったことを理解してないでしょう。無駄が嫌いなクセに、一番無駄なことをしている自覚がなかった。
醜悪な愛人作ったのも無駄。合理的な奴が妻の病気でおかしくなったけど、それが何でなのか分からずイライラ。おかしくなかったらあんなクソ女と浮気するはずがないんですよねぇ。嫁の死後仕事に忙殺されていることから性欲も薄そうだし。合理的でかつ冷徹な男としては初めての挫折。だからといって最後まで同情のできない親父でした。
セフィルは
ifストーリーでも
変わらず自分ばかりなんですね。
幼なじみとのあれは
君の勘違いなんだ
僕は君を愛しているんだ
君の命が尽きるまで僕がそばにいて守りたいんだ。
はい。
これのどこにお嬢の気持ちに沿ったものがあるでしょうか?
結局押し付けるだけでは
ありがた迷惑なんでしょうね。
すっごい今更だし。
こんなことをまだ口にする資格があると思ってしまうあたり、
すごいよね、セフィル。
常識のある人間なら
思っていても自分にそれを口にする資格がないことくらい分かるでしょうに。
結局セフィルは追っかけ損か、可哀想に……
勝手にあれこれ諦めて、事態引っ掻き回して、これでifは薬完成して生き延びるんだ
悲劇のヒロインって罪深いなぁ
ifの展開はこれはこれでモヤモヤしました
マイナス感想でごめんね
サイロからの愛情に恋愛は本当に入ってないのかなぁ…(泣)
ブロアはサイロへの気持ち、まだ無自覚だけど片鱗は覗かせてるみたいなのになぁ。
身体的にもボロボロで余裕無いのもあったけど、死ぬ前提だったから先を望まないようにと、色々考えないようにしてたブロアは生きる希望を持ったら果たして…。
今回はセフィルルートかなぁって思ってるけど、我儘をいってしまうと正直サイロルートも足して欲スィ…です。
ifの話を楽しみに読んでます。
最終話は確かにブロアに救いがなく感じる哀しい物語でしたが、サイロから再び説明されると「自分が恋されるどころか生きてて良いと感じる筈もない」過去ですよね。ブロアは元々死にたかったんじゃないかな。
ifで変わるのはサイロの行動ですが、ブロアの気持ちを1番にしたら死ぬと分かったから彼はやっと大胆な行動に出る事ができたのかと。
続きも毎日楽しみにしてます!
どうしてもセフィルとの
ハッピーエンドが良いのでしょうか?
サイロはお嬢に恋愛感情を
持っていないとの描写が
あまりにも必死すぎる気がします。
これで本当に
お嬢は幸せになるのでしょうか?
これでifの物語が
セフィルエンドだったら
すごくすごく嫌だなあと思いますよ。
作者様がそんなに必死に打ち消すほどにサイロとお嬢は思いあっている、というように見えます。
打ち消す必要も無いのではないかと思いますが
どうなのでしょう。
セフィルと幸せゴールインは
ありえないと感じます。
ありえないからifストーリー
ということでしょうか?
どなたかが仰っていましたが。
読者が選択出来るタグを
増やしていただけたら幸いです
ブロアはサイロに好意を持っているのかな?
サイロは前は妹だと言っていたし、今回もそうで、ブロアとセフィルが一緒になる事を願ってるんだろうけど(ブロアはセフィルを愛してると思ってるから)、ブロアはどうなんでしょうね。どうもブロアの中では、セフィルとの事は終わってる様な気がします。
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