悪役令息は愛を知れば無敵なのです
主神ユグドラシルの加護を賜ったテオフィロ・オルトラーニ侯爵令息は自国の王太子殿下の婚約者だが、異性愛者の王太子は同性のテオフィロを毛嫌いし、学園在籍中に親しくなった男爵令嬢と結ばれるべく卒業パーティーで婚約破棄を宣言しようとした。
だが、テオフィロの幼少の頃からの友人ルキノ・ヴェルディ伯爵令息に殴られて、気絶。
婚約破棄はなかったことにされた。
それから二年。
王家の強い希望で王太子との婚約は継続されたまま二十歳になったテオフィロが魔導部隊第二班の班長として城下の治安維持に勤しむ日々を送っていたところ、国王陛下から王族暴行罪で辺境に送られていたルキノの身元引受人になってもらいたいという手紙が届いた。
学園時代に王太子殿下と相思相愛になった男爵令嬢が数日前に主神ユグドラシルの加護を賜り、未来予知という異能を持っていたことが判明。これから六つの災いが国に襲い掛かること、男爵令嬢と六人の男たちが力を合わせれば災いは取り除かれるという予知がされたのだが、肝心の六人の内の一人、ルキノは男爵令嬢への協力を拒否し、テオフィロになら協力すると言っているという。
かくして二年振りにルキノと再会したテオフィロは、改めて彼への気持ちを自覚。さっさと婚約を解消しようと決意を新たにしたのだが、相手への想いを自覚したのはルキノも同じだった。
「おまえの幸せは王太子と結ばれることだと思い込んでいた」
二年前の後悔を語るルキノは、自分には前世の記憶があることを告白し、そこでプレイした『世界樹の聖女』というアダルトゲームの舞台が此処と酷似していることを明かした――。
※表紙はイラストAC様より
だが、テオフィロの幼少の頃からの友人ルキノ・ヴェルディ伯爵令息に殴られて、気絶。
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2026年10月01日、「第14回BL大賞」にエントリーしました。
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