不遇の花詠み仙女は後宮の華となる
髙の山奥にある華仙一族の隠れ里に住むは、華仙術に秀でた者の証として花痣を持ち生まれた娘、華仙紅妍。
花痣を理由に虐げられる生活を送っていた紅妍だが、そこにやってきたのは髙の第四皇子、秀礼だった。
姉の代わりになった紅妍は秀礼と共に山を下りるが、連れて行かれたのは死してなお生に縋る鬼霊が巣くう宮城だった。
宮城に連れてこられた理由、それは帝を苦しめる禍を解き放つこと。
秀礼の依頼を受けた紅妍だが簡単には終わらず、後宮には様々な事件が起きる。
花が詠みあげる記憶を拾う『花詠み』と、鬼霊の魂を花に渡して祓う『花渡し』。
二つの華仙術を武器に、妃となった紅妍が謎を解き明かす。
・全6章+閑話2 13万字見込み
・一日3回更新(9時、15時、21時) 2月15日9時更新分で完結予定
***
・華仙紅妍(かせんこうけん)
主人公。花痣を持つ華仙術師。
ある事情から華仙の名を捨て華紅妍と名乗り、冬花宮に住む華妃となる。
・英秀礼(えいしゅうれい)
髙の第四皇子。璋貴妃の子。震礼宮を与えられている。
・蘇清益(そ しんえき)
震礼宮付きの宦官。藍玉の伯父。
・蘇藍玉(そ らんぎょく)
冬花宮 宮女長。清益の姪。
・英融勒(えい ゆうろく)
髙の第二皇子。永貴妃の子。最禮宮を与えられている。
・辛琳琳(しん りんりん)
辛皇后の姪。秀礼を慕っている。
花痣を理由に虐げられる生活を送っていた紅妍だが、そこにやってきたのは髙の第四皇子、秀礼だった。
姉の代わりになった紅妍は秀礼と共に山を下りるが、連れて行かれたのは死してなお生に縋る鬼霊が巣くう宮城だった。
宮城に連れてこられた理由、それは帝を苦しめる禍を解き放つこと。
秀礼の依頼を受けた紅妍だが簡単には終わらず、後宮には様々な事件が起きる。
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最後まで一気に読んでしまいました。
途中で話が読めてきたのですが、それでもその結末に向かっての文面が素晴らしく、もっともっと、と読み進めていました。
本当ならラストの離れる前をもう少し長めにして、2人の間の話を読みたかったのですが、これはこれで良かったのかなとも思い。
でもまだ続きが読みたくなるなる作品でした。これで終わりとは寂しいです。
初めて感想を書きます。
とても素敵で、哀しくて、でも読み応えのあるお話でした。
謎解きするたびに、人々の想いが紐解かれていくのですが、、最後には涙してしまいました。
何より主人公が、淡々としているのが良かった。恋に振り回されるのではなくて、ただ救いたい一心で、それにより周りの人の心もほぐれていく。
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さな様。感想をありがとうございます。
初めての感想に本作をお選び頂いたこと、光栄に思います。
花詠み仙女を最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な感想を頂き、とても励みになります。
本作は、時期未定ですが年内には非公開とする予定です。
本作の今後の展開につきましてはTwitterや個人ホームページなどでお知らせしてまいります。
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