月の香り
待ち合わせに向かうため電車に揺られる翠。あと一駅というところで運転見合わせとなる。目的地へは他のルートもなく、停車中の車内で翠は過去に思いを馳せる。どこまでもついてくる月のような存在の彼女のことを――
【第9回ドリーム小説大賞 最終候補】ありがとうございました。
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やっと拝読できました……。(今頃!?)
遅くなりましたが、感想を残させていただきます。
電車が止まっている短い時間に繰り広げられる、濃厚な物語でしたね。まさに純文学。
そんな短い時間に繰り広げられた彼女の脳内劇により、何とも不思議な(いびつともいえますが)「成長」を遂げた一人の女性「翠」には、ほんのりとした狂気も感じました。
最初は奇異な存在と思えた「月香」が、最後にはまともに思えたほど……。「役割」という言葉にも考えさせられました。
まさに、キンと冷えた寒空に輝く月のような、幻想的でちょっと怖い、霜月さんらしいお話だと思いました!
わあ! お読みくださりありがとうございます!
夫婦や恋人とのことで話は進んでいきますが、描きたいのは翠と月香のダブルヒロインでした。
おっしゃる通り、いつしか二人の立場が入れ替わるんです。溶け合って、分離したら、初めと違う形になっているのが伝わればいいなと思いました。
狂気はね〜、書いていて気持ちいいんですよ(笑) それでついつい、いつもかすかに狂った人物が登場してしまいます。
また、「役割」にとらわれるのは、ちょっと自分自身の反省でもあります。自分で自分に枷をかけてしまうというか……。
ご感想ありがとうございました。
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