あなたにおすすめの小説

「女に商いは無理だ」——追放された交易令嬢の生家が、半年で隊商を一つも動かせなくなった件 表紙

「女に商いは無理だ」——追放された交易令嬢の生家が、半年で隊商を一つも動かせなくなった件

歩人
メルツ商会の三女ロザリンドは、五年間、卓の下で兄に答えを書いた紙片を渡し続けてきた。 どの相手に幾らまで掛けで売れるか、どの街道を、どの護衛で、いつ発たせれば峠の雪に間に合うか—— 取引相手の支払い能力を格付けした「信用控《しんようびかえ》」も、隊商の編成も、関銭《せきせん》の抜け道も、すべて彼女が一人で握っていた。 だが商談の卓で兄レオに手柄を奪われ続けた末、父グスタフは「女に商いは無理だ。お前は数字を書き写していただけだ」と娘を勘当する。 晩秋の朝、ロザリンドは信用控を帳場に置いて、身一つで生家を出た。 冬、鉄環峠が雪で閉ざされる。父と兄は、彼女が残した控帳の余白の小さな三つの点の意味が読めない。 半年後、メルツ商会の隊商は一つも国境を越えられなくなっていた。 一方ロザリンドは、隣国アルゼン自由都市同盟の若き交易頭ヴィム・カルステンと、誰も拓けなかった南回りの塩谷街道を開いていた。 「五年、私はメルツ商会ではなく、あなたと商いをしていた」——卓を挟んで競い続けた商売敵は、彼女の数字の癖を、最初から見ていた。
ファンタジー 完結 短編
文字数:11,821
冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります 表紙

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります

真理亜
「そうですか。では出て行きます」 婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。  そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。  脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。  王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
恋愛 完結 ショートショート
文字数:6,254
 魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。 表紙

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
ファンタジー 完結 短編
文字数:10,542
黄金の艦隊 マネー・パワーで歴史を変える男 表紙

黄金の艦隊 マネー・パワーで歴史を変える男

俊也
「平和を金で買えるなら、それに越したことはない。 戦争が避けられないなら、せめて日本が負けない力を金で買おう」 1930年代より世界経済の混乱に乗じて自らの海運会社を急成長、新興財閥を立ち上げた男の、重課金架空戦記!??
歴史・時代 連載中 長編 R15
文字数:18,580
『遅い』と捨てられた聖女、離れた瞬間に勇者パーティが壊れました 表紙

『遅い』と捨てられた聖女、離れた瞬間に勇者パーティが壊れました

白瀬しおん
「お前のヒールは遅すぎる」――そう言われ、聖女エリーナは静かに去った。 だが彼女は、パーティ全員の痛みを一人で引き受けていた存在だった。 すべてを手放した彼女が出会ったのは、暴走する魔力を抱えた公爵。 これは、“必要とされること”しか知らなかった彼女が、新しい感情に触れていく物語。
恋愛 連載中 短編
文字数:5,184
悪意のパーティー《完結》 表紙

悪意のパーティー《完結》

アーエル
私が目を覚ましたのは王城で行われたパーティーで毒を盛られてから1年になろうかという時期でした。 ある意味でダークな内容です ‪☆他社でも公開
ファンタジー 完結 ショートショート R15
文字数:3,926
追放された無能な荷物持ち、ハズレスキル【絶対支配】で最強の魔王へ成り上がる 表紙

追放された無能な荷物持ち、ハズレスキル【絶対支配】で最強の魔王へ成り上がる

黒崎隼人
世界中にダンジョンが出現した現代。 探索者のパーティーで荷物持ちをしていた高校生の佐山は、対象に印を付けるだけのハズレスキル【マーキング】を理由に、高難易度ダンジョンで囮として見捨てられてしまう。 迫り来る死の淵で、彼のスキルは真の力【絶対支配】へと覚醒した。 それは、印を付けたモンスターを自らの意思のままに従属させるという規格外の能力だった。 無能と蔑まれた少年は、オークキングや伝説の古竜といった強力なモンスターを次々と配下に加え、最強のモンスター軍団を率いる魔王へと成り上がっていく。 これは、絶望の淵から這い上がり、やがて世界の命運を握ることになる少年の、圧倒的な逆転劇。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数:18,284
「お前の代わりはいる」と追放された俺の【万物鑑定】は、実は世界の真実を見抜く【真理の瞳】でした。最高の仲間と辺境で理想郷を創ります 表紙

「お前の代わりはいる」と追放された俺の【万物鑑定】は、実は世界の真実を見抜く【真理の瞳】でした。最高の仲間と辺境で理想郷を創ります

黒崎隼人
「お前の代わりはいくらでもいる。もう用済みだ」――勇者パーティーで【万物鑑定】のスキルを持つリアムは、戦闘に役立たないという理由で装備も金もすべて奪われ追放された。 しかし仲間たちは知らなかった。彼のスキルが、物の価値から人の秘めたる才能、土地の未来までも見通す超絶チート能力【真理の瞳】であったことを。 絶望の淵で己の力の真価に気づいたリアムは、辺境の寂れた街で再起を決意する。気弱なヒーラー、臆病な獣人の射手……世間から「無能」の烙印を押された者たちに眠る才能の原石を次々と見出し、最高の仲間たちと共にギルド「方舟(アーク)」を設立。彼らが輝ける理想郷をその手で創り上げていく。 一方、有能な鑑定士を失った元パーティーは急速に凋落の一途を辿り……。 これは不遇職と蔑まれた一人の男が最高の仲間と出会い、世界で一番幸福な場所を創り上げる、爽快な逆転成り上がりファンタジー!
ファンタジー 完結 短編
文字数:32,196