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2章・父の戦い

決意

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 一年の時が経った。

 カイエンがオルブテナ国への攻撃を任されて一年だ。

 カイエン達は一年間、修羅の如く戦い、そしてオルブテナ国の前線の町の幾つかを落としていた。

 一年間、この世の地獄だ。
 黒い森を越え、攻城し、攻め落とし、次の町へ。
 時には迎撃し、時には撤退し、そして反撃し……。

 統治する余裕も無く、攻め落とした町の人々から資材を奪い次の町へ突き進む死の行軍。

 マルダークからの命令は「オルブテナ国を落とせ」である。
 目指すはオルブテナ国の王都なのであり、止まることは許されない電撃戦であった。

 次の町へと行軍している時、ロイバックがカイエンの事を心配して、どうしたのかと聞いてきたのである。
 カイエンの表情は明らかに曇り、頬がコケていたからだ。

「何か心配ごとが?」
「いや……何も……」

 そう言うカイエンであるが、略奪した町の人々の事を思い返す。
 出陣した夫を待つ妻や子から、カイエン達は容赦なく食料を奪ったのだ。
 兵の足にしがみつく女の懇願する声が、子供の叫び泣く声が、カイエンの耳を離れない。

 殆どの男の大人は兵として徴兵されていたようで、もしも野盗に襲われたら、あの町々は堪らないだろう。
 あの女や子供達はきっと全てを奪われ、攫われ、酷い人生に遭うだろう事は必然だ。

 リーリルやサニヤが同じ目に遭うとしたら、カイエンに耐えられない事である。
 だが、リーリルとサニヤに生きて会う為にもやらねばならぬ事なのだ。

 しかし、ロイバックはシュエンの事で頭を悩ませているのかと聞いてきたので、カイエンは「いや、違いますよ」と答えた。

「ふむ。ですが、あの者の処遇を少々お考え下さいませ。部隊の規律を乱しかねません」

 そう言ってロイバックはカイエンから離れた。

 この一年、ロイバックとシュエンの確執が生まれている。

 と、言うのも、シュエンとその部隊は山賊上がりの血気盛んな武骨者の集団で、とにかく態度が悪かった。
 攻め落とした町では婦女子と見れば襲い掛かるし、個人的な略奪も行うし、さらにシュエンがいかに武功を上げているかを上げへつらいでかい顔をするのである。
 そのような行為をカイエンは好まぬが、しかし、禁止はしていなかった。
 死に臨んだ兵達に、カイエンは十分な見返りを用意出来ない以上、略奪を赦すのはカイエンの責務であったのである。

 しかし、そんな彼らを特に嫌悪したのがロイバックとその配下だ。
 ロイバックは元将軍であったため、配下にも略奪や婦女子への暴行を節度を持って行うように指示し、規律を厳格に守らせていた。
 例えば、彼らが生き残れる分の糧は必ず残せ。商売女以外と体を重ねるな。等々だ。
 そう言う事なので、ロイバックもシュエンとその部下が略奪や暴行をする事自体は仕方ないと思って居たのであるが、しかし、嫌悪したのはその態度だ。

 例えば略奪を終えた彼らが陣へ戻ってくると口に蓋する事無く、どんな事を女にしてやったと、どんな風に泣き叫んで居たのかを下劣に語るのだ。
 そして、誰かが注意すれば、シュエンが如何に戦果を挙げていて、自分達がカイエン軍の中心であるかを語って憚らないのである。

「この軍で最も戦果を挙げているのは天下無双の我が部隊長シュエン様だぜ!」

 と、事ある毎に口にした。
 
 シュエンは確かに、斧を片手に先陣を切って突撃を行い、一度の合戦で敵兵を十人近く討ち取る大勲章を挙げている。
 しかしながら、部隊における戦功と言えばロイバックの方が挙げていた。
 老将であるロイバックはシュエンと違い、自らが戦う事は殆どしなかったが、見事な指揮で良くカイエンの意を汲んだ働きを見せ、他の部隊との連携も見事であった。
 ロイバックと彼の部隊のお陰で多くの部隊は助けられたのである。

 とするも、シュエンの先陣を切る働きは味方の戦意を高揚させるのに十分だったのもまた事実であり、カイエンとしてはどちらに優劣をつけるものでは無いと思うのだ。

 だが、確かに兵の士気に関わる程に横暴になっているのだから、カイエンは総指揮者として放っておく訳にはいかない問題であった。
 
 そんなわけで、カイエンには様々な問題がのし掛かっていて、深い深い溜息を吐くのである。

 リーリルは赤子を産めたかな。
 元気だと良いな。
 サニヤはお姉ちゃんか。
 苛める事なんてしないと思うけど、不安だなぁ。
 そう言えば、赤ちゃんの名前はなんて名前だろう。
 名付け親は誰なのかな。
 さすがにルーガじゃ無いよな。あいつ、子供の名前なんて考えるような子煩悩じゃ無いし。
 サニヤが名付けてくれてたら嬉しいな。

 なんて、遥か遠くの地に居る家族に思いを馳せているのだ。

 しかし、そんな事を思っていられる時間すらも、今のカイエンには貴重である。 
 なにせ、その日の暮れには敵の城塞都市へ攻撃を掛けていたのだ。

 敵軍はもうこの要塞に攻め込んできたのかと迎撃準備も整わず、カイエン軍に攻め落とされてしまう。

「良くやった。明日の朝には次の町へ進軍する。それまで自由にするが良い」

 カイエンはそう命じたのであるが、この言葉が示すのはただ一つ、略奪の時間である。
 
 カイエンとしては略奪なんてさせたくないのであるが、これは兵達への報酬の一つなのだ。
 良い悪いではなく、配下の略奪を許すのは指揮官として当然のことなのである。
 
 なにせ、略奪を許さねば、傭兵を始めとした雇った兵が離反して敵に寝返りかねないのだ。

 時として人は、軍において最も偉い人間を指揮官や将軍だと言うかも知れない。
 しかし違うのだ。
 軍において最も偉いのは兵士なのである。
 全ては兵士が主体なのだ

 なので、カイエンがどんなに嫌だと思った所で、略奪を禁止になど出来ないのである。

 兵達は、さあ略奪だと意気込んだのであるが、そんな中、カイエンはシュエンへと近づき、略奪を控えるよう伝えた。

 これにシュエンは憤慨したのであるが、シュエンはやり過ぎなのだとカイエンは言う。
 略奪にだって作法というものがあろうに、シュエンは何でもかんでもやり過ぎなのだ。しかも、それを他の兵達に吹聴して回る。
 兵の規律と指揮を乱す行為だとカイエンは言ったのである。

「なにも略奪を禁止したわけじゃ無い。分かれ」

 シュエンはムスッとした顔で「分かんねえな」と言うのだが、しかし「だけど、あんたの言うことなら聞いてやる」と肩を竦めて、配下の兵達へ向かって「今日は盗りすぎんなよ」と命じたのであった。

 シュエンは本来、上司の命令を呑むような男では無いのであるが、今回カイエンの言うとおりにしたのは、彼自身、カイエンの人徳に惹かれて配下になったお陰であろう。
 
 それに、頭ごなしに否定しなかったのも、シュエンが言うとおりにした理由でもある。
 なにせシュエンは、否定されればされる程、反発する男だったのだ。
 カイエンでなければ、彼を御せない所であった。

 これで何とか兵の暴走を抑えられ、カイエン達は再び敵領へと進軍を開始した。

 日を置かずにすぐ進軍。
 そして、敵の町や要塞を攻め滅ぼし、すぐ進軍。

 兵に疲れが見えたら、一日か二日そこら休んですぐ進軍。
 不平不満を抱く兵も居たが、略奪もそれだけ多く出来たので、表だって文句を言う兵は居なかった。

 カイエン達は修羅かはたまた戦鬼の如きであった。
 そんなカイエンがまだ自分が人だと思えたのは、やはり、サニヤとリーリルを想う時があったからであった。

 その頃、カイエン達が進軍している方向とは遥か反対の西へある町、ラムラッドの領主の屋敷。

 そこではバシ。バシ。と激しく木の棒が肉を打つ音が鳴り響く。

「その程度か! 立たぬか!」

 ラムラッドの領主、ルーガ・ガリエンドが倒れる人へそう怒鳴っていた。

 倒れている人はよろよろと立ち上がる。
 小さい姿。
 浅黒い肌。
 鋭い眼でルーガを睨む。

 サニヤだ。

 全身に痣を浮かべ、唇は腫れ上がり、それでも闘争心を沸々と蓄えた眼でルーガを睨むと「お前だって本気を出せ。手加減するな」と挑発した。

「調子に乗るな! お前如き小娘に俺が本気を出すか!」
「食っちゃべってる暇があるなら来いよ!」

 サニヤが怒鳴ると、ルーガは憤怒に眼をカッと見開き、サニヤを訓練用の木剣でバシンと叩く。

 サニヤはその一撃を額に受けて倒れるも、必死に立ち上がろうとし、そして、やはり気絶した。

 ルーガは汗を拭いながら、メイドへサニヤの介抱を命ずると屋敷へ戻る。

 姿勢を正し、カツカツと大股で廊下を歩く姿はまるで怒っているかのように見えるが、今のルーガは別段怒っている訳では無い。
 むしろ、サニヤにやりすぎてしまったと悔いている。

 しかし、なぜ彼がサニヤにあのような事をするのか。
 それは、サマルダがサニヤを連れてきた日の事であるが、サニヤは戻ってくるなり、ルーガへ自分を鍛えて欲しいと言ったのである。

 実はラーツェがサニヤへルーガの元で戦いを学ぶつもりは無いかと言う話をしていたのだ。
 と、言うのも、一年前のあの日、ルーガはサニヤの素質に惚れ込み、その為にサニヤを勧誘するため、ルーガはラーツェをカイエンの元へ送ったのである。
 ラーツェはサニヤの勧誘を失敗したと思っていたのであるが、まさか、サニヤがラムラッドに着いてすぐそのような事を言うとは思わなかったのだ。

 サニヤが生きて帰ってきたため、泣いて喜んだリーリルもサニヤが戦いの訓練をしたいなどと言いだして驚いた。

 人に心配を掛けて置いて、なぜそんな危険な事をするのとリーリルがサニヤへ聞くと、サニヤはリーリルに胸を張って「お父様を助ける為だよ。お母様、心配を掛けるけど安心して。私、あんなへなちょこなんかに負けないもん」と言ったのだ。
 へなちょことはルーガの事であるが、しかし、なぜサニヤはカイエンを助ける為などと言うのであろうか。

 それはあの日、あの森からカイエンに助けられてハーズルージュへ戻った時、疲れ切った兵達を見て、そして、カイエンも目の下にクマがあって疲れているのに気付いたからだ。

 私がお父様を助けて上げなくちゃ!
 そうサニヤは使命感を抱いたのであるが、自分がまだ小さく護られるだけの子供であり、カイエンの足手纏いなのだと言うことは理解した。
 だから、サマルダに連れられてラムラッドへ向かっている間、自分のやるべき事、成すべき事を考え、そして、ラーツェの「ルーガ様はサニヤ様の才能をいたく気に入ってるのです」と言う勧誘を思い出したのである。

 もしも、お父様をいじめるくらい強いへなちょこより、私が強くなったら……その時は!

 サニヤはその為にルーガの元で激しい稽古へ打ち込んだのだ。

 そして、日に日に強くなっていくし、根性もある。

 ルーガは廊下を歩きながらサニヤがメキメキと強くなる事を嬉しく思っていたのだ。
 だが、サニヤは強くなるばかりか気迫まで達人のソレと類似してくるために、ルーガはついつい気迫に圧されて本気を出しかけてしまい、そんな己の弱さを恥じた。

 そんなルーガが自分の部屋へ歩いていると、トコトコと二人の男児が不器用に歩いていた。

 そして、そんな男児の後ろには白い髪の女性……リーリルである。

 リーリルがルーガに気付いて挨拶をしようとした瞬間、男児二人は大きな声で泣きわめき、ルーガから隠れるようにリーリルの後ろへ隠れた。

「あ。ザイン。ラジート。ルーガ様へ挨拶しなさい」

 リーリルが隠れている二人へそう言うも、ルーガは「構いませぬ」とだけ静かに言い放ち、ではと頭を下げてその隣を歩いて自分の部屋へ向かう。

 自分の部屋へついたルーガは服を脱ぎ、体をタオルで拭いてから部屋着に着替えて机の前に座った。

 そして羽ペンを執ると羊皮紙へカイエンの手紙をしたためる。

――兄上。この手紙はもう十通目となります。
 兄上のご子息は生まれて間もなく一年。健やかに育っております――

 そう。
 先の二人の男児はカイエンの息子である。
 そして二人も居るという事はつまり、双子なのだ。

――娘様は……大変よく成長しております。
 娘様に戦いの訓練を勝手に施し申し訳ない思いでありますが、その才覚を無為にする事は私に出来ません。 
 とはいえ、娘様は相変わらず私の事を嫌っていますし、双子のご子息は娘様を傷付ける私を恐れているので、顔を合わせるだけで泣いてしまいますが。
 兄上のお子様に、私はどうしても嫌われてしまうようです。もちろん、私の責任ではあります。
 しかし、奥方様も、お子様も、このルーガが命に代えてもお守り致すので、どうかご安心ください。兄上が無事に戻ってくる事を祈っております――

 そう書くと、手紙を『燃やした』。

 こんな手紙を郵便出来るわけが無い。
 特に貴族の手紙は、郵便屋に忍び込んでいる王の密使が読む危険性が高い。
 なので、ただカイエンへ伝えたい事を書き、そして燃やすのだ。

 ルーガは虚しい気持ちを溜息にして吐き出し、部屋を出た。
 そして、その足でサニヤの部屋へと向かう。

 部屋の前へ立つと、リーリルとサニヤの話し声を聞こえてきた。
 どうやらサニヤは既に目を覚まして、リーリルがお見舞いに来ているようである。
 ルーガはサニヤの状態を確認したかったが、母娘の間に水を差すのは気が引けて二の足を踏んでしまった。

「ルーガ様。サニヤ様の部屋の前で何をなさっているのですか」

 声掛けられ、振り向くと、手紙を持ったラーツェが居る。

 ルーガは言葉を濁しながら「ラーツェの方こそ、何をしている」と聞いた。

「サルハ様に手紙を出そうと思っていた所です」

 サルハはリーリル達をこの屋敷へ送ってからテュエルの元へと帰ったのであるが、ラーツェとサルハはそれ以来文通する仲となっていたのだ。

 ルーガはラーツェが事もなげに答えるので「む。そうであるか」と黙った。
 なぜこの部屋の前で立ち止まっているのかという質問の答えを探すため、時間稼ぎとしてラーツェに質問したのに、回答が返ってくるのが速すぎなのである。

「それで、ルーガ様は何をなさっていたのですか?」

 ルーガはほとほと困り果て、眉根にしわ寄せて目を閉じる。

 サニヤの容態を心配して来たけど、母娘仲良い声が聞こえたから入りづらいなんて言えようか?
 ルーガにだって見栄や恥の概念が人並みに備わっているのだから、そのような事をラーツェに説明するわけにはいかないのである。

 ルーガが黙っていると、「入りたいなら入ればよろしいではないですか」と、ラーツェがドアをノックしてしまう。

 待てと止めようとした時には遅く、リーリルが「どうぞ、お入り下さい」と言った。

「入っても大丈夫なようですが?」とラーツェは肩を竦める。

 こうなっては入らない訳にもいくまい。
 ルーガはラーツェへ「すまないな」とだけ言って部屋へと入った。

 部屋では、ベッドに腰掛けているサニヤがリーリルに文字の書き方を教わっている。

「あ。ルーガ様」と、リーリルはルーガの姿を見ると立ち上がってお辞儀した。

 あの双子の男児も居たが、やはりルーガを恐れてベッドの反対側へ隠れてしまう。

 サニヤはそんな二人の弟の頭を撫でて「あのへなちょこが苛めて来たら、お姉ちゃんが仕返ししてやるからな」と言うのである。
 そんやサニヤの姿は、瞼やこめかみ、口の端にガーゼを当てた痛々しい姿だ。

 リーリルはそんな子供達に「貴方達、ルーガ様にそんな事を言ってはダメよ」と眉を上げて説教するのであるが、ルーガは「構いませぬ」とリーリルを制した。

 ルーガは相変わらず眉にしわ寄せ、唇を真一文字に力強く結んだ不機嫌そうな顔であるが、その心根は子供達の仲むつまじい姿に微笑んでいたのである。
 ただ、不器用ゆえに感情を面に出すことはしなかった。

 サニヤはそんな彼へ「今は文字の勉強してるだから、訓練は後でも良いでしょ」と言って茶棚の上の紙とペンを指差す。

 しかし、ルーガは首を左右に振り「今日の訓練は終わりだ」と告げ、サニヤは「はあ!?」と不服の声を上げた。

「今日はもう休め」
「私、まだやれるもん! こんな怪我、大した事無いし!」

 いやはやサニヤの強情な態度には頭も下がる。
 それでもルーガは首を決して縦に振らないもので、「ゆっくり休めば明日の訓練の成果も上がるというもの」と言う。

「今日は自分の動きと俺の動きを良く思い出せ。それもまた訓練だ」とサニヤへ言って部屋を出た。

 部屋を出て行くルーガの背中をむくれたように見るサニヤ。
 そんなサニヤへリーリルは「ねえ。サニヤ」と話しかける。

「なぁに? お母様」と、サニヤはむくれた顔のままリーリルを見た。

「私は、サニヤに訓練……やめて欲しいな。だって、毎日怪我をしてるし、それに、|お父さん(カイエン)が帰ってきた時にサニヤが怪我をしてたら、悲しむでしょ?」

 リーリルはいつもいつも、サニヤにそう言った。
 だが、サニヤはリーリルが心配するたびにニッコリ笑って「大丈夫だよ。だって私はお父様とお母様の子供だもん」と言うのである。

「それに、私よりもお父様の方が大変でしょ。私がお父様を助けてあげなくちゃ」

 サニヤは強い眼でリーリルへそう言うと、その後にリーリルが何を言おうと一切聞く耳を持たないのであった。
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