姫の影武者なのに王子に見染められてしまった私は溺愛より諜報に向いています
「もう無理ですってば! 姫〜〜〜っっ」
私、スフィア=ディナバルトはラディナ国の特務機関で諜報員(スパイ)として暗躍していた。
幼い頃から第一皇女ラピス姫の影武者をしていた私に、姫はいつものごとくの無茶振り。
挙げ句の果てには
「私の代わりに結婚せよ♡」
相手は エルフ族が統治するグルニア国の優しく麗しい王子、ミゼル様。
「あなたを生涯愛すると、私は誓っています」
姫のお願い光線に負けて一度だけのはずが、王子に気に入られてしまい、一度では終わらず二度までも……?!
まさかこのまま、入れ替わるおつもりですか、ラピス姫?!
諜報、暗殺家業が骨の髄まで沁みている私に、甘い言葉で迫る王子のお相手はつらすぎます(T^T//)
流石に無理、無理無理無理ですっ、姫!!
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