真価を認められず勇者パーティから追放された俺は、魔物固有のぶっ壊れスキルを駆使して勇者たちに復讐する。
「キリク、おまえを除名する」
ダンジョン「破滅の塔」を攻略した帰り道、勇者が突然言い出した。
「は?」
いきなりのことに驚くキリク。
だが、他のメンバーはただ、にやにや笑って、驚くキリクを眺めるばかり。キリクは、除名がパーティの総意であることを、遅まきながら悟っていた。
キリクはすべての装備を剥ぎ取られ、魔物の出る危険な街道筋に、身体一つで投げ出される。離脱のための話し合いもなしの、一方的で屈辱的な除名だった。
だが、キリクが何より許せなかったのはべつのことだ。勇者とその仲間たちは、キリクが肌身離さず持っていたペンダントを、これ見よがしに踏みにじっていったのだ。そのペンダントは、魔王に殺された家族の、かけがえのない形見の品だった。
キリクの真価を知らない勇者たちは、キリクが野垂れ死ぬことを確信していた。だが、特殊なスキルを持つキリクが、この程度で死ぬようなことはない。
怒りを抱えさまようキリクの前に、盗賊の群れが現れた。盗賊どもは誰かを取り囲んでいる。
キリクはうめいた。破滅の塔のボスだった魔族の女。キリクたちとの戦いで深手を負っていた彼女は、本来ならば歯牙にもかけないはずの盗賊どもになぶりものにされようとしていた。
「気に入らねえ」
魔王は憎い。
だが、人間だってクソばかりだ。
気づけばキリクは、怒りの迸るままに盗賊どもを殲滅し、人間の敵であるはずの魔族の女を助けていた。
目を覚ました魔族の女とキリクは、すぐに互いの状況を察し合う。ともに破滅の瀬戸際にあった二人は、自嘲まじりにそれぞれの事情を打ち明けあう。
だが、自棄(やけ)になりかけていたキリクとはちがい、魔族の女は、まだ望みを捨ててはいなかった。
魔族の女――ダーナは言う。
「魔王を弑(しい)してその地位を奪う。それでも世界がくだらなければ、世界そのものを滅ぼしてやる」
思わず息を呑んだキリクに、ダーナは力を貸してほしいと頼み込む。ダーナは、敵として戦った経験から、キリクの真価を勇者以上に理解していた。キリクもまた、破滅の塔を攻略したことで、ダーナが型破りな魔族であることを知っている。
かくして、二人は誓い合う。身勝手な勇者どもを血祭りに上げ、その功績で魔王軍の中をのし上がり、最後には魔王をも殺してその地位を奪おうと。
そのための武器は――魔物固有のぶっ壊れスキル!?
ダンジョン「破滅の塔」を攻略した帰り道、勇者が突然言い出した。
「は?」
いきなりのことに驚くキリク。
だが、他のメンバーはただ、にやにや笑って、驚くキリクを眺めるばかり。キリクは、除名がパーティの総意であることを、遅まきながら悟っていた。
キリクはすべての装備を剥ぎ取られ、魔物の出る危険な街道筋に、身体一つで投げ出される。離脱のための話し合いもなしの、一方的で屈辱的な除名だった。
だが、キリクが何より許せなかったのはべつのことだ。勇者とその仲間たちは、キリクが肌身離さず持っていたペンダントを、これ見よがしに踏みにじっていったのだ。そのペンダントは、魔王に殺された家族の、かけがえのない形見の品だった。
キリクの真価を知らない勇者たちは、キリクが野垂れ死ぬことを確信していた。だが、特殊なスキルを持つキリクが、この程度で死ぬようなことはない。
怒りを抱えさまようキリクの前に、盗賊の群れが現れた。盗賊どもは誰かを取り囲んでいる。
キリクはうめいた。破滅の塔のボスだった魔族の女。キリクたちとの戦いで深手を負っていた彼女は、本来ならば歯牙にもかけないはずの盗賊どもになぶりものにされようとしていた。
「気に入らねえ」
魔王は憎い。
だが、人間だってクソばかりだ。
気づけばキリクは、怒りの迸るままに盗賊どもを殲滅し、人間の敵であるはずの魔族の女を助けていた。
目を覚ました魔族の女とキリクは、すぐに互いの状況を察し合う。ともに破滅の瀬戸際にあった二人は、自嘲まじりにそれぞれの事情を打ち明けあう。
だが、自棄(やけ)になりかけていたキリクとはちがい、魔族の女は、まだ望みを捨ててはいなかった。
魔族の女――ダーナは言う。
「魔王を弑(しい)してその地位を奪う。それでも世界がくだらなければ、世界そのものを滅ぼしてやる」
思わず息を呑んだキリクに、ダーナは力を貸してほしいと頼み込む。ダーナは、敵として戦った経験から、キリクの真価を勇者以上に理解していた。キリクもまた、破滅の塔を攻略したことで、ダーナが型破りな魔族であることを知っている。
かくして、二人は誓い合う。身勝手な勇者どもを血祭りに上げ、その功績で魔王軍の中をのし上がり、最後には魔王をも殺してその地位を奪おうと。
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お、おい…キリク死ぬぜ?w
まぁある意味男として最高の死に方かも知れんが…w
悪墜ち大好きw
着々と魔王討伐メンバーが揃ってますねー
煌めきさんはマッチポンプでもしてるのかな?
なんだかなぁ…
結局ハーレムものか…
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更新楽しみにしています。
アンの復活は無いのかな?
賢者ならばダーナの力でリッチ化させれないのかな?
一歩前に出る勇気…こういうの好きw
機械仕掛けの神?『…介入したあとじっくり楽しもうと思ったら一瞬で勝負がついていた件』
ある意味ではシルヴィアが1番不快感煽るキャラクターになってますね
そんな事をする人ではなかった
君らの裏切りで変わっちゃったんだろ
それに加えて勇者様方の発言、行動を見た上でなおキリクに行動を改めさせようだなんて
物事の順序が見えてない
勇者様方はクズだと切って捨てられるがシルヴィアは半端に正しくあろうとするのが救えない
自身の中に根幹となる正しさを持ってないのに正しくあろうとするから一貫性がない
こんなんのために死んだアンが報われない
アサシネイトの条件なら、主人公相手に確殺は無理だって情報をちゃんと伝えないとダメだろ( ̄▽ ̄;)
せっかくのアサシンなんだから、毒(効くかは怪しいけど)とか高威力の技で体に傷を負わせろよ(-_-;)
んー…?
DEX2倍なら8~9割で即死…
キリクのDEXって255(MAX)だからー…うーん?
……むりぽ?
アサシンの能力を知っていたのに食らうってずいぶんマヌケだな。
真っ先にアサシンの存在を警戒すると言ってたのに無警戒とかあり得ない。コレじゃ勇者一味と変わらん。
あぁ、シルヴィアも主人公もどっちも救えねぇ……
毎日の更新を楽しみにしています(✧∇✧)╯╰(✧∇✧)
今後の展開にワクワクです
投稿お疲れ様です、女賢者のアンって出番今回きりですか?実は生きていてキリクに助けられてそっちに着くものと思ってたんですけどw
面白いので更新頑張ってください!
…おん? 回復役に斥候兼前衛兼中衛に魔法使いに前衛もできる魔法使い…なかなかいいパーティーが出来そう?
こいつ等が改心するとは思えないけど、改心しても無視して欲しいわ。アンは救いようがあるけど、シルヴィアも結局は裏切り者なんだよね。
戦線崩壊……いやダンジョンも崩壊してるけど…(汗)
いなくなって初めて理解できる事実の数々。
……というか、ダンジョンにマッピングはつきものだろうに…読んでて自分の頭も真っ白になったですよw
レベル最大の主人公が、これからどう強くなっていくかが気になる作品ですね!
勇者パーティは穴が多すぎて大変ですねw
ざまぁ多めで大変ストレスが少ないですw
これからも頑張ってください!
更新お疲れ様です。自称勇者(笑)軍団に悲劇が襲い掛かりそうですね。