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幕間
幕間 船旅1日目(2)
…………………
従魔達に声をかけ部屋に戻るか確認すると全員一旦戻ると言う。
理由は簡単もう少しで飯の時間だからだ!それに俺が居ないと部屋に入れない可能性が高い上に従魔だけで動き回ると他の客に要らぬ心労と警戒を与えかねないからだな。
しかも下手に俺が制作に熱中してしまうと呼びにいくどころか飯抜きになりかねない。
なので一緒に部屋に戻り時間になったら気付くまで合図を出す話に落ち着いた。
「さて、じゃあ俺は武器かアクセサリーの試作に取りかかるとするか。お前達は適当に寛いでいてくれ!飯時間になったら教えてくれな」
そう言うとヴォルフは伏せて丸くなり、アクアはテーブルの上でこちらを見てる?マナはベッドで横になった。
そしてライから「止まり木が出てないです」と苦情が入った。
ライ的には椅子の背もたれでも良いのだが、俺が乗り込むときに傷付けたら面倒だから止まり木にと言い聞かせていたのに出てないと俺の肩か飛び続けることになるからな…俺はライに謝り止まり木を2ヶ所設置した。
1つはベッド付近でもう1つは机の高さに合わせた食事用だ。
設置に関してはライに場所を確認を行いながら微調整したし、ついでにヴォルフの敷布も設置した。
マナとアクアは枕元で寝るのでマナ様の籠ベッドを置いた。
よし!今度こそ物作り開始だ!
……………
…………
………
……
…
……ッ……ペシッ………ペチッ………バチンッ!
なんだっ!とキョロキョロ見渡すと従魔達全員がこっちを見ている。代表してヴォルフが「やっと気付いたか?主よ」と言ってきたので、
俺は「なんだ?気付いたとは?」と問うと「食事の時間が過ぎている。機嫌良く作業しているのは良いがそろそろアクアは泣き出しそうだぞ?」
と、言われたので慌ててアクアを見るとブルブル震えながら涙声で「ごはんー」とか細く言っていた!
俺はすぐにアクアとライに謝り、みんなの食事を出すとアクアとライはご飯に突撃して貪るように食べ始めた。
何時もなら注意するところだが、今回に関しては完全に俺の所為だから何も言えないな。
ヴォルフとマナは俺が席に座るのを一応待っててくれたようだが、座ったとたんに食事を始めたので二人も空腹だったようだ。
従魔達の食事風景を見ながら時間を確認するとそりゃお腹が空いてチビッ子達は我慢が聞かないわなと反省する。
現時間が2時を越えてる…普段より最低でも1時間遅いもんな。
マナやヴォルフに聞くと最初は声を掛けていたそうだが、反応がなかったので仕方無くチビ達を宥めつつ辛抱強く声にて気付かせようとしたが、そろそろ宥めるのも限界だったのでヴォルフが尻尾で刺激を与えたがそれでも気付かなかったので徐々に強めていったそうだ。
「あと数分気付くのが遅ければアクアの体当たりか我の前足が飛んでいくところだったぞ?」
との言だった。
ヤバかった!アクアの体当たりはまだしもヴォルフの前足の威力が判らないだけに恐ぇ…食事を摂りながら背中に冷たいものが流れ落ちる。
「次に同じ様になりそうなら時間になったら即今回くらいの刺激を最初に与えてくれると助かる。そうすれば無駄な時間を使わなくて済むし、アクアやライに我慢させることもないからな」
俺がそう言うとマナとヴォルフが少し呆れたようにこちらを見てヴォルフが言う。
「やるのは構わないが、少しは自身で時間を気にしようとは思わないか?」
「いや、そうは思っていても今みたいになりかねない…と言うよりも集中していたからか自分の感覚よりも時間が進んでいたんだ」
そう応えるとヴォルフはため息を吐いて了承してくれた。
チビッ子達を飢えさせたく無いからか協力を再度頼みつつ食事を終えた。
夕飯は気付いてあげてよ~( ´∀`)
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