異世界バックヤード

【異世界に迷い込んだ私の仕事は、物語を作る為の基礎データになる事でした。】

*[R15]性的表現はありませんがそれを連想する表現があります。またキツくない程度の暴力表現等あります。*


れんげは元の世界では大学2年生だった。
サークルの飲み会で記憶がなくなるまで飲まされ、気づいたらこの世界にいた。
危ないところをグラマラスで喧嘩が強いマーメイと、何をやるにもやる気がないユーゴ(何故か関西弁訛)に助けられ、彼らの経営する【インサイドビルド】で住み込みで働く事になった。

彼らの仕事は依頼主の求める物語を作る事。

まるで近未来のようなデジタルが生活の一部となった世界。人々は多くの道楽に飽きて、やがて本を読むように自分一人の為に作られた望む内容の物語をデータとして買うようになった。

そんな物語を作り、売る、インサイドビルド『マーメイド』。

一癖も二癖もある客とマーメイドの従業員。
物静かに目立たぬよう生きてきたれんげは、果たしてこのパンクな異世界で無事に平穏な日常を掴む事ができるのか……?(笑)
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