花衣ーかみなきしー

【花衣シリーズ第2段】
 その昔、人と大神は同じ世に共存していた。

 ある雨の日、川辺の見回りをしていたカミコが見つけたのは、雨に濡れて倒れる巫女の少女であった。自分の名前を思い出せない巫女の少女に、カミコは白雪舞花の名前を与える。
 やがて、白雪舞花は斎ノ巫女となり、カミコと共に葦原村の繁栄に尽力するが、葦原を平伏せんと企む大和の調停者を追い払ったことで、戦乱の渦中に巻き込まれていく。
 これは、大神の祖である大御神と、その大御神に仕えた記憶を失った巫女の話。
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