悪役令嬢は処刑されたい ~死亡フラグを折りすぎた結果、世界が滅びそうです~
「エレノア・フォン・ローゼンベルク。君との婚約を、この場で破棄する」
王立学園の卒業記念舞踏会。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したエレノアは、ついに運命の断罪の日を迎えた。
しかし、十八年間かけて死亡フラグを折り続けてきた彼女に、罪などあるはずもない。
ヒロインである聖女候補リリアもエレノアの無実を証言し、断罪イベントはあっさり失敗。
これで破滅を回避できた。
そう安心したエレノアの目の前に、謎の文字が浮かび上がる。
『悪役令嬢が断罪されません』
『王都消滅まで、残り七日』
この世界は、悪役令嬢エレノアが処刑されることで救われる物語だった。
自分が生き残れば、世界が滅びる。
こうしてエレノアは、回避したはずの処刑ルートへ戻ることを決意する。
ところが、罪を自白すれば誰かを守るための嘘だと称賛され、国宝を盗めば王家を救った英雄になり、悪事を働こうとするほど周囲からの評価は上がるばかり。
「違います! 私は本当に性格の悪い女ですわ!」
処刑されたい悪役令嬢と、彼女を絶対に死なせたくない王子、聖女、騎士たち。
果たしてエレノアは、世界が滅びる前に無事処刑されることができるのか。
死亡フラグを折りすぎた悪役令嬢による、断罪やり直しラブコメディ。
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