愛されなくても、大丈夫!


――だって、私が一番、私を愛しているから。

 望まれて嫁いだはずだった。
 小国の第三王女である、ビアンカは帝国の皇帝リヴェンに嫁ぐ。この婚姻は帝国側から、ビアンカをわざわざ指名してのものだ。
 そのため、皇帝はビアンカを望んでいるのだと考えていた。
 しかし、結婚式を終えて迎えた、初夜。
 皇帝はビアンカに告げる。
「――お前を愛することはない。だから、俺からの愛を望むな」
 ……でも、そんなことを言われてもビアンカは全然平気だった。
 なぜなら、ビアンカは――
「私の神もひれ伏す美しさに恐れおののいたのかしら? まぁ、いいわ。私以上に私を愛せる人など、やはりいなかったわね」
超がつくほどナルシストだった!

 そんなナルシストな皇后ビアンカのハッピー新生活。

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