ホメオティック仮面ライダー

2009年、当時七歳の少年が100メートル走にて12秒06という驚異的な記録をたたき出した。
 その少年の名は奥播磨。
 同年、またも彼は世間を騒がせた。『行方不明になった未来のオリンピック選手』として。
 この事件をキッカケに次々と明るみになる少年少女の失踪事件。その誰もが何か一つの事に秀でた、いわゆる神童達ばかりであった。
 連日の報道、世間はその話題で持ちきりになった、その年だけは。

 十年後。
 闇の中を疾走する大小二つの影。
 支配者の時代を二つの影は突き破る。
 命の灯火を燃やしながら。
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