『異世界で冷徹公爵の契約妻になったら、夜だけ甘すぎて困っています
「恋に落ちることは禁止する」
異世界へ召喚された二十八歳の会社員・香月玲奈。
彼女に宿ったのは、触れた相手の暴走する魔力を鎮める、希少な力だった。
その力を必要としたのは、王国最強と恐れられる銀髪の公爵、レオン・アルヴェイン。
冷徹な彼は、満月の夜になると理性を失う呪いに苦しんでいた。
呪いを鎮めるため、玲奈はレオンの「契約妻」となる。
契約条件は三つ。
昼間は公爵夫妻として振る舞うこと。
満月の夜は、同じ寝室で過ごすこと。
そして――互いに恋愛感情を持たないこと。
しかし、夜のレオンは玲奈が知る冷たい公爵とは違っていた。
「怖ければ、俺を拒んでいい」
そう言いながら抱き寄せる腕は、どこまでも優しく、熱い。
必要だから触れるのか。
愛しているから、離せないのか。
二人の距離が近づくなか、玲奈はレオンの呪いと自分の召喚に、王家の陰謀が隠されていることを知る。
そして元の世界へ帰る扉が開いたとき、玲奈は人生を変える選択を迫られる――。
昼は冷徹、夜は甘い公爵と、異世界で自分の居場所を探す女性。
契約結婚から始まる、少し大人で、切なく甘い異世界恋愛ファンタジー。
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