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二章 帰還
第11話 不安
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「馬鹿なっ! 何故そのような者たちを通した!」
接見の予定に合わせ、侍女たちを引き連れて謁見の間へ向かう先でジルコワルの言い争う声が聞こえてきた。相手は陛下付きの文官の様子。
「何事です。間もなく四の鐘が鳴りますよ」
「これは勇者様、ご機嫌麗しゅう。実は遥々東方より我が国を訪れておりました、隊商を兼ねた使節の一団から勇者様に是非にお目にかかりたいとの申し出がございまして」
「ヒルメルン卿が居ると言うことは陛下の意向なのでしょう。構いませんよ」
「エリン! 相手は東の蛮族なのだぞ!?」
東の蛮族は略奪と商売を同時にこなすと言う変わった連中だと聞いていた。東方から長い川を下り、湖を経由して王都まで川を遡ってきているという。やつらの持ち込む金や宝石は価値が高いため、小麦や肉、酒などとの交換のために王都は受け入れているらしいが、一部の貴族や都の民衆からは疎まれている。
「陛下がお望みなら私にできることを為すまでです」
「エリン!」
「助かります。では謁見の間へ」
私はあれから、オーゼが戻ってきてくれることを期待して毎日の役目にも気を取り直して取り組んでいた。この時はいくらか気分が良かったのだ。
◇◇◇◇◇
「何だこれは……」
謁見の間の床には裁断されていない獣の毛皮が敷き詰められ、その上で小札の鎧と毛皮に身を包んだ体格の良い男どもが、肉の皿を大量に並べて宴会をしていた。手に手に酒の杯を持ち、ナイフ一本で肉を切り分け貪り食っていた。
「だから言っただろうエリン……」――溜息をつくジルコワル。
「おう、来たか女勇者! なんだ、思ったよりも小さいな」
屋内で兜を被ったままの男が私を見るなり部屋中に響かんばかりの声でそう言ってきた。
「うちの嬶の方がまだ上背があるぞ」
「ケツもでかいしな!」
ガハハ――周りの蛮族どももそう言って下品に嗤う。
しかし、その笑い声を片手を上げて止める兜を被った男。
「だがいい髪の色だ。とても魔王を打倒した戦士とは思えないほどに手入れがされている」
「は……あ、そう言っていただけると光栄だ」
「その重苦しい服も悪くない。ここの都では初めて見る」
「そうだろうな。これは王都の職人が――」
「まあ突っ立ってないでここへ来て座れ。酒を飲め」
「……なに? 私に床に座れと?」
「そうだが? 戦士なのであろう? 戦場ではどこへともなく進み、休み、食わねばならん」
なるほど、それは間違ってはいない。
だが、ここは王城だ。こいつらには常識が無いのか?
私が困って周囲の者たちと顔を見合わせると、ジルコワルは首を横に振っていたが、ヒルメルン卿が蛮族の男の方へと促す。冗談だろう!?
私はしぶしぶ彼の隣に身を屈める。
「座れと言っておるのだ」
「きゃっ……」
不意に肩を引き寄せられ、私は身を崩して座り込んでしまう。
思わず上げてしまった悲鳴にまた周りの蛮族どもが嗤う。
「勇者が女みたいな悲鳴を上げたぞ!」
「やはり所詮、女は女だな!」
そう言って盛り上がる蛮族たち。
彼らの纏っている臭いは酷いものだった。
後ろに控えていたジルコワルが兜の男に声をかける。
「閣下、お戯れは程々にしていただきたい」
「なんだと? 貴様、文句があるのか」
先ほどまでとは打って変わって不機嫌さを露わにする兜の男。
「ジルコワル、よい」
結局、勇者としての加護を失った私など国王陛下にとっては外交のための慰み物に過ぎないのだろう。肩や手に触れられ、髪など匂いまで嗅がれた。本当に気味の悪い連中だ。このような場所で食べ物を口にすることは避けたが、奴らが好んで呑む蜂蜜種を呑まされた。私は五の鐘が鳴ってしばらく経つも解放して貰えず、さらに半時ほど経ってようやく立ち上がることができた。
「前祝いだ、取って置け。良い返事を期待しておるぞ」
そう言って兜の男はヒルメルン卿に小袋を渡してきた。
「ヒルメルン卿、それは?」
私が問いかけると、彼は困ったような顔をする。
「お前を買い取る前祝いだ。我らヴォーゲル、強い女にはいくらでも財宝を出すぞ」
私はこの場ではヒルメルン卿を睨みつけることしかできなかった。
◇◇◇◇◇
「これは一体どういうことだ!」
控えの間に退出した後、ジルコワルが私の言葉を代弁してくれるかのようにヒルメルン卿を問いただす。
「決まったわけではございません。が、勇者様には東との友好の絆を築いていただきたく――」
「何が友好か! エリンを金で売り渡すと言っていたではないか!」
「それはあくまで婚姻の形式上でございまして」
「勝手にエリンの婚姻をまとめるなど!」
私は既に多くの求婚を受け、国外からも婚姻を取り付けようとする話が来ていた。
陛下以外にも有力な貴族からのこういった縁談も少なくない。
そして今の私にはそれを撥ねつけるだけの力がない。
「聖戦士たる私が抗議する! 陛下にそう伝えておけ!」
「はあ……承知いたしました……」
ルシアにも縁談が来ているが、彼女はさっさと王城を飛び出し故郷にも帰っていない様子。気楽なものだ。ルハカは辺境に向かったばかりでそれどころではないと撥ねつけていたし、ウィカルデまず私の幸せをと言って譲らなかった。
私に幸せはあるのだろうか……。
◇◇◇◇◇
その日はジルコワルにウィカルデといった、気安い面々で夕食を共にした。
ジルコワルが気を利かせてくれたのだろう。
「そうですか。ウィカルデには恋人が……」
「ええ、こう、あまり腕っぷしが強いわけではないというか私の方が強いくらいなのですが、訓練兵時代から気の許せる男でして。ただまあ、もう少し自信をもってくれると嬉しいところなのですが」
「ぜんぜん知りませんでした……」
「まあ、アレと私がなど、誰も思ってはおりませんでしょうから」
ウィカルデは笑う。そこをジルコワルが――。
「そうは言うが、先日、見かけた限りでは貴様の方が惚れているように見えたぞ?」
「それは違います! アレの方が私に惚れているのです」
「そうか? 城の侍女たちの間ではお前の恋人はなかなかに評判がいいと聞くが? 本人だってまんざらでもなさそうだったぞ」
ジルコワルは冗談めかしたように笑って酒をあおる。
「ま、まさかそのようなこと……」
狼狽するウィカルデ。
「冗談だ」
「ジルコワル殿!」
「ジルコワル、今のは少々悪ふざけが過ぎますよ」
「わかったよエリン」
ジルコワルに注意すると彼は両掌を見せて謝る。
ウィカルデを見やると彼女は神妙な面持ちでこちらを見る。
「その、団長はジルコワル殿とは結婚なさらないので?」
突然のウィカルデの言葉に驚いた。
「いえ、私は――」
「私はその気なのだが、エリンからはなかなか良い返事が貰えないのだよ」
「そうなのですか」
ウィカルデは以前ああ言った手前、自分が先に結婚するのを躊躇っているのだろうか。
ただ、ジルコワルがそんなつもりだとは思わなかった。彼の崇拝は以前よりはずいぶんと落ち着いたが、そのような感情を持っていたとは。
確かにジルコワルは事あるたび、私に贈り物をしてくれていた。
私も陛下から報酬を得ていたため金には困っていなかったけれど、贅沢な物は買ったことが無い。彼は――これは王都の名のある職人の物だ――とか、――今、君のために誂えさせている物があるのだ――などと言って煌びやかな装飾品を贈ってくれていた。
私にはその気は無かったが、無下にするわけにもいかず、困っていた。
◇◇◇◇◇
「オーゼの行方がわかった」
夕食ののち、それぞれが部屋や宿舎に戻ろうとしていた折、ジルコワルが声を掛けてきた。先日依頼してからそう時間も経っていなかったが、早速、ジルコワルは見つけてきてくれたようだ。
「そうなのですね! ルシアと仲良くやっていました?」
「いいや、ルシアとは一緒ではなかった。代わりに……」
言い淀むジルコワル。
「何です?」
「いや、その……」
「はっきり言ってください」
「実は、オーゼは女と同居しているようなのだ……」
「え…………」
呆然とする私にジルコワルが報告を続ける。オーゼは安い下宿に女と二人、同じ部屋で暮らしていると言う。白銀の誰かかと問うと、旅の女だったと言う事しかわからない。私は未だ、オーゼの恋人のつもりでいた。それなのにオーゼは……。
「残念だが、やはりオーゼはそういうやつだったんだ。だからエリン……」
ジルコワルは慰めようとしたのだろう。私の背中に手を回そうとした。
けれど、私はそんなジルコワルに当たるように手を振り払い、部屋へと逃げた。
そんな、どうしてオーゼ……。
後を追ってきたリスリが心配してくれる。
だけど私には溢れる涙を止めることができなかった。
--
ミードはきっと角の杯で呑んで、次から次へ注がれてるのでしょう!
エリンが酒に強くてよかったですね。
東の蛮族:ヴォーゲルは正確にはラウプヴォーゲル(Raubvogel)と言って、『空へ落ちる』の略奪者の読みと同じです。主人公を攫って行く点では同じですねw
接見の予定に合わせ、侍女たちを引き連れて謁見の間へ向かう先でジルコワルの言い争う声が聞こえてきた。相手は陛下付きの文官の様子。
「何事です。間もなく四の鐘が鳴りますよ」
「これは勇者様、ご機嫌麗しゅう。実は遥々東方より我が国を訪れておりました、隊商を兼ねた使節の一団から勇者様に是非にお目にかかりたいとの申し出がございまして」
「ヒルメルン卿が居ると言うことは陛下の意向なのでしょう。構いませんよ」
「エリン! 相手は東の蛮族なのだぞ!?」
東の蛮族は略奪と商売を同時にこなすと言う変わった連中だと聞いていた。東方から長い川を下り、湖を経由して王都まで川を遡ってきているという。やつらの持ち込む金や宝石は価値が高いため、小麦や肉、酒などとの交換のために王都は受け入れているらしいが、一部の貴族や都の民衆からは疎まれている。
「陛下がお望みなら私にできることを為すまでです」
「エリン!」
「助かります。では謁見の間へ」
私はあれから、オーゼが戻ってきてくれることを期待して毎日の役目にも気を取り直して取り組んでいた。この時はいくらか気分が良かったのだ。
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「何だこれは……」
謁見の間の床には裁断されていない獣の毛皮が敷き詰められ、その上で小札の鎧と毛皮に身を包んだ体格の良い男どもが、肉の皿を大量に並べて宴会をしていた。手に手に酒の杯を持ち、ナイフ一本で肉を切り分け貪り食っていた。
「だから言っただろうエリン……」――溜息をつくジルコワル。
「おう、来たか女勇者! なんだ、思ったよりも小さいな」
屋内で兜を被ったままの男が私を見るなり部屋中に響かんばかりの声でそう言ってきた。
「うちの嬶の方がまだ上背があるぞ」
「ケツもでかいしな!」
ガハハ――周りの蛮族どももそう言って下品に嗤う。
しかし、その笑い声を片手を上げて止める兜を被った男。
「だがいい髪の色だ。とても魔王を打倒した戦士とは思えないほどに手入れがされている」
「は……あ、そう言っていただけると光栄だ」
「その重苦しい服も悪くない。ここの都では初めて見る」
「そうだろうな。これは王都の職人が――」
「まあ突っ立ってないでここへ来て座れ。酒を飲め」
「……なに? 私に床に座れと?」
「そうだが? 戦士なのであろう? 戦場ではどこへともなく進み、休み、食わねばならん」
なるほど、それは間違ってはいない。
だが、ここは王城だ。こいつらには常識が無いのか?
私が困って周囲の者たちと顔を見合わせると、ジルコワルは首を横に振っていたが、ヒルメルン卿が蛮族の男の方へと促す。冗談だろう!?
私はしぶしぶ彼の隣に身を屈める。
「座れと言っておるのだ」
「きゃっ……」
不意に肩を引き寄せられ、私は身を崩して座り込んでしまう。
思わず上げてしまった悲鳴にまた周りの蛮族どもが嗤う。
「勇者が女みたいな悲鳴を上げたぞ!」
「やはり所詮、女は女だな!」
そう言って盛り上がる蛮族たち。
彼らの纏っている臭いは酷いものだった。
後ろに控えていたジルコワルが兜の男に声をかける。
「閣下、お戯れは程々にしていただきたい」
「なんだと? 貴様、文句があるのか」
先ほどまでとは打って変わって不機嫌さを露わにする兜の男。
「ジルコワル、よい」
結局、勇者としての加護を失った私など国王陛下にとっては外交のための慰み物に過ぎないのだろう。肩や手に触れられ、髪など匂いまで嗅がれた。本当に気味の悪い連中だ。このような場所で食べ物を口にすることは避けたが、奴らが好んで呑む蜂蜜種を呑まされた。私は五の鐘が鳴ってしばらく経つも解放して貰えず、さらに半時ほど経ってようやく立ち上がることができた。
「前祝いだ、取って置け。良い返事を期待しておるぞ」
そう言って兜の男はヒルメルン卿に小袋を渡してきた。
「ヒルメルン卿、それは?」
私が問いかけると、彼は困ったような顔をする。
「お前を買い取る前祝いだ。我らヴォーゲル、強い女にはいくらでも財宝を出すぞ」
私はこの場ではヒルメルン卿を睨みつけることしかできなかった。
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「これは一体どういうことだ!」
控えの間に退出した後、ジルコワルが私の言葉を代弁してくれるかのようにヒルメルン卿を問いただす。
「決まったわけではございません。が、勇者様には東との友好の絆を築いていただきたく――」
「何が友好か! エリンを金で売り渡すと言っていたではないか!」
「それはあくまで婚姻の形式上でございまして」
「勝手にエリンの婚姻をまとめるなど!」
私は既に多くの求婚を受け、国外からも婚姻を取り付けようとする話が来ていた。
陛下以外にも有力な貴族からのこういった縁談も少なくない。
そして今の私にはそれを撥ねつけるだけの力がない。
「聖戦士たる私が抗議する! 陛下にそう伝えておけ!」
「はあ……承知いたしました……」
ルシアにも縁談が来ているが、彼女はさっさと王城を飛び出し故郷にも帰っていない様子。気楽なものだ。ルハカは辺境に向かったばかりでそれどころではないと撥ねつけていたし、ウィカルデまず私の幸せをと言って譲らなかった。
私に幸せはあるのだろうか……。
◇◇◇◇◇
その日はジルコワルにウィカルデといった、気安い面々で夕食を共にした。
ジルコワルが気を利かせてくれたのだろう。
「そうですか。ウィカルデには恋人が……」
「ええ、こう、あまり腕っぷしが強いわけではないというか私の方が強いくらいなのですが、訓練兵時代から気の許せる男でして。ただまあ、もう少し自信をもってくれると嬉しいところなのですが」
「ぜんぜん知りませんでした……」
「まあ、アレと私がなど、誰も思ってはおりませんでしょうから」
ウィカルデは笑う。そこをジルコワルが――。
「そうは言うが、先日、見かけた限りでは貴様の方が惚れているように見えたぞ?」
「それは違います! アレの方が私に惚れているのです」
「そうか? 城の侍女たちの間ではお前の恋人はなかなかに評判がいいと聞くが? 本人だってまんざらでもなさそうだったぞ」
ジルコワルは冗談めかしたように笑って酒をあおる。
「ま、まさかそのようなこと……」
狼狽するウィカルデ。
「冗談だ」
「ジルコワル殿!」
「ジルコワル、今のは少々悪ふざけが過ぎますよ」
「わかったよエリン」
ジルコワルに注意すると彼は両掌を見せて謝る。
ウィカルデを見やると彼女は神妙な面持ちでこちらを見る。
「その、団長はジルコワル殿とは結婚なさらないので?」
突然のウィカルデの言葉に驚いた。
「いえ、私は――」
「私はその気なのだが、エリンからはなかなか良い返事が貰えないのだよ」
「そうなのですか」
ウィカルデは以前ああ言った手前、自分が先に結婚するのを躊躇っているのだろうか。
ただ、ジルコワルがそんなつもりだとは思わなかった。彼の崇拝は以前よりはずいぶんと落ち着いたが、そのような感情を持っていたとは。
確かにジルコワルは事あるたび、私に贈り物をしてくれていた。
私も陛下から報酬を得ていたため金には困っていなかったけれど、贅沢な物は買ったことが無い。彼は――これは王都の名のある職人の物だ――とか、――今、君のために誂えさせている物があるのだ――などと言って煌びやかな装飾品を贈ってくれていた。
私にはその気は無かったが、無下にするわけにもいかず、困っていた。
◇◇◇◇◇
「オーゼの行方がわかった」
夕食ののち、それぞれが部屋や宿舎に戻ろうとしていた折、ジルコワルが声を掛けてきた。先日依頼してからそう時間も経っていなかったが、早速、ジルコワルは見つけてきてくれたようだ。
「そうなのですね! ルシアと仲良くやっていました?」
「いいや、ルシアとは一緒ではなかった。代わりに……」
言い淀むジルコワル。
「何です?」
「いや、その……」
「はっきり言ってください」
「実は、オーゼは女と同居しているようなのだ……」
「え…………」
呆然とする私にジルコワルが報告を続ける。オーゼは安い下宿に女と二人、同じ部屋で暮らしていると言う。白銀の誰かかと問うと、旅の女だったと言う事しかわからない。私は未だ、オーゼの恋人のつもりでいた。それなのにオーゼは……。
「残念だが、やはりオーゼはそういうやつだったんだ。だからエリン……」
ジルコワルは慰めようとしたのだろう。私の背中に手を回そうとした。
けれど、私はそんなジルコワルに当たるように手を振り払い、部屋へと逃げた。
そんな、どうしてオーゼ……。
後を追ってきたリスリが心配してくれる。
だけど私には溢れる涙を止めることができなかった。
--
ミードはきっと角の杯で呑んで、次から次へ注がれてるのでしょう!
エリンが酒に強くてよかったですね。
東の蛮族:ヴォーゲルは正確にはラウプヴォーゲル(Raubvogel)と言って、『空へ落ちる』の略奪者の読みと同じです。主人公を攫って行く点では同じですねw
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