妹が職安行くから電車賃に千円頂戴と言うので嘘なら容赦しないと千円渡しました。嘘なら容赦しないと言いましたよね。今更もう遅い。婚約破棄ですか。
「職安行くからさ、電車賃に1000円頂戴お母様」
「あら、本当よお姉様。なんで嘘だなんてきめつけるのよ」
「そうよジャステラ。本当かもしれないじゃない」
お母様はやはりクズですね。
エリアニスが職安に行くなぞ嘘だと分かっていつつももしかしたら、かもしれないという
言葉を言い訳にして逃げているのです。
もしニートの妹が1000円で働くのなら、自身も楽になれるという甘えと逃げ。
都合のいい願望なのです。
クズ妹と毒両親ににざまぁ断罪。
「ジャステラ、お前とは婚約破棄だ。許すわけにはいかない」
親の決めた婚約者に理不尽な理由で一方的に婚約破棄を告げられました。
「そうですか。貴方みたいなクズで馬鹿で不細工と婚約破棄できるなんて嬉しいわ」
「婚約破棄は認めてあげるけど、後で泣きつかれても私は知りませんからね」
「お前が自由になるのを待っていたんだ」
強く賢く美しいイケメン国王マルコフスが私に求愛してきました。
やっと婚約者からも毒家族からも解放されたので暫く自由を堪能しようと思っていたのですが
マルコフスは私を激しく愛してくるし私の心は揺るいでいます。
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「そうよジャステラ。本当かもしれないじゃない」
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「婚約破棄は認めてあげるけど、後で泣きつかれても私は知りませんからね」
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