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第3章 寡黙な公爵と託宣の涙

プロローグ

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 雪深き小国ブラオエルシュタイン。
 龍が住まうとされるこの国は、その意志のまま長きに渡り平和な世を築いてきた。
 王子の婚儀を無事に迎えた今、悠久の平穏を再び約束されたのか……。隠された託宣の謎はいまだ鳴りをひそめ、それぞれが背負いし宿命の歯車は、ただ静かに回りゆく。
 龍の真意をはかる術もなく、人の営みは途切れることなく続いていく。
 ここに語るのは、龍に囲われし者たちの一途な愛の物語――
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