元黒聖女シャーロットはもう祈らない

一度目の人生は聖女だった。愛する婚約者のため、聖女として国の為、全てこの身を捧げたけれど、婚約者は多数の令嬢達と浮気三昧。信じていた友人達は、ただ私を利用していただけ。

聖女と呼ばれていたのは、いつだって可愛らしいフリをしていたあの糞女だった。

白の聖女と讃えられていたのは、オフィーリア。
黒の聖女と呼ばれていたのは、私、シャーロット。

私は力はありつつも、見た目が陰気臭いと言われるだけ。

そして断罪と死刑。

二度目の人生は、日本に生まれて家族運も男運も悪かった。会社のために、親の借金のために、沢山頑張っていたのに、、、フラフラと帰っていたとき、飲酒運転により、私は亡くなってしまう。

私は一体何の為に生きていたのかしら……

つまらない人生だった。

神なんて糞食らえだわ。そう強く思っていたときだった、あたたかい光、、、懐かしいこの感覚は‥‥

フと目を覚ますと、、、、驚いた!!
一度目の人生で黒聖女と呼ばれて過ごした頃に、またやり直しの転生!?!

私はもう、誰かのためになんてやらない!

書類?宿題?はあ?!そんなのまっぴらごめんだわ!!

祈る?神に!?神なんていない!仏じゃ仏!

聖女の力なんぞ、かさない!


好き勝手にすればするほど、何故か、

あまり仲良くなかった義弟から、ぐいぐいと……あの…近いんですけど。






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