麦わら帽子とさよならの地図
夏のある日、僕は麦わら帽子をかぶった一人の少女と出会う。
彼女はかつて七年前にこの街で一夏を過ごした女の子、詩音だと告げる。
七年ぶりに出会った彼女は、とても綺麗に成長していて、僕は彼女のことを気にせずにはいられなかった。
彼女は一枚の古ぼけた手書きの地図を差し出す。
僕達が七年前に書いた「宝物」の地図で、隠した「宝物」を探しに来たのだと言う。
こどもの頃に隠した「宝物」。
何を隠したのか、どこに隠したのかも覚えていない。
こどもの隠した「宝物」なんて、たぶん大したものではないはず。
そう思いながらも。僕達は一緒に「宝物」を探し始める。
「宝物」の正体が何かもわからずに。
そしてこの宝探しが「さよならのはじまり」だということを、僕達は知るよしも無かったけれど――
この物語は、ある少年の一夏の不思議で切ない恋の物語です。
第8回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
応援してくださった皆様、そして選考してくださった編集部の方々、本当にありがとうございました。
彼女はかつて七年前にこの街で一夏を過ごした女の子、詩音だと告げる。
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僕達が七年前に書いた「宝物」の地図で、隠した「宝物」を探しに来たのだと言う。
こどもの頃に隠した「宝物」。
何を隠したのか、どこに隠したのかも覚えていない。
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そう思いながらも。僕達は一緒に「宝物」を探し始める。
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そしてこの宝探しが「さよならのはじまり」だということを、僕達は知るよしも無かったけれど――
この物語は、ある少年の一夏の不思議で切ない恋の物語です。
第8回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
応援してくださった皆様、そして選考してくださった編集部の方々、本当にありがとうございました。
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稲造です(・∀・)ノ 「地の文を充実させよ」と審査員に指摘されたことがあったんですが(百合文芸3)こういうことだったんですね。果たして、空から降って来た詩音ちゃんは、ユーレイなのか天使なのか……と詮索し出すようになったら、俺も55歳オジン(笑)なのかなー。純粋な心をどこかに置き忘れて来てしまったのかなー、って、少し反省もするところです。
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