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仲良くなりました
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「キャリー、聞いて。セドリック様に甘えてみたの。手を繋ぎたいって。そしたらセドリック様、わたくしを抱きしめてくれたのよ。最近はセドリック様も二人の時だけ話し方も気兼ねなく話してくれるの。キャリーのお陰だわ」
「なら、二人の時はイチャイチャしてるの?」
「イチャイチャ?」
「ずっと寄り添って座ったり、膝の上に座ったり、口付けしたり…」
「膝の上には座ってるわ。口付けもこの前初めて…」
「エス様、可愛いです。その顔はセドリック様だけに見せて下さいね。なら好きって伝え合ってます?」
「可愛いとかは言われるわ」
「エス様はセドリック様が好きではありませんか?」
「胸がドキドキしたり、セドリック様を思い浮かべると恥ずかしいけど寂しくなるの。顔が見たい、会いたいって。それって好きって事かしら」
「相手を思い胸が高鳴り、会いたいって思う。苦しいけど幸せって思える事は恋だと私は思います」
「そう。そうね。好きって言葉が腑に落ちるわ。わたくし、セドリック様の事好きよ」
「なら伝えましょう」
「分かったわ」
「キャリー、わたくしの話も聞いて下さる?」
「ミーナ様、喜んで」
「わたくし、ジル様に思ってる事を声に出してお話しましたの。そしたら、ジル様、とてもお優しくなられたの」
「はい。ジルベーク様にとってミーナ様は信じられる方になったという事です」
「勿論、嫌な思いをした時も理由と一緒にお伝えしましたの。感謝も、日々の努力も、ジル様が好きだともお伝えしましたの」
「はい。素晴らしいです」
「ジル様、初めは驚かれてましたけど、毎回お伝えしたら、とても喜んだ顔をされて、わたくし、思わず口付けをしてしまいましたの」
「はい」
「そしたらジル様からも好きと。口付けも。わたくし嬉しくて幸せですわ」
「良かったです」
「あの…私も良いですか?」
「はい。マール様」
「私、遂にケニー様の逞しい胸を触れてしまいましたの」
「どうでした?やっぱり立派な筋肉でしたか?」
「ええ。とても逞しい身体でしたわ。キャリーの言った様にケニー様も私に触れたかったと」
「そうでしょうとも。お互い好き同士なんですから」
「私達、口付けまででしたの。ですが、お互い身体に触れ、また距離が近付いた思いですわ」
「勿論、最後の一線を越えるのは結婚してからですが、結婚する者同士ですもの。一線を越えなければ愛を確かめ合う行為です。でも、嫌な時は嫌と言って下さいね。一人だけ幸せでは意味はありません。二人で幸せにならなければ意味はありませんから」
「分かったわ」
「エス様もミーナ様もマール様も皆んな幸せになって良かったです。私の死亡フラグも無くなりました」
「「「死亡フラグ?」」」
「いえ、何でもありません。私は皆んなが幸せになって嬉しいです」
「なら、二人の時はイチャイチャしてるの?」
「イチャイチャ?」
「ずっと寄り添って座ったり、膝の上に座ったり、口付けしたり…」
「膝の上には座ってるわ。口付けもこの前初めて…」
「エス様、可愛いです。その顔はセドリック様だけに見せて下さいね。なら好きって伝え合ってます?」
「可愛いとかは言われるわ」
「エス様はセドリック様が好きではありませんか?」
「胸がドキドキしたり、セドリック様を思い浮かべると恥ずかしいけど寂しくなるの。顔が見たい、会いたいって。それって好きって事かしら」
「相手を思い胸が高鳴り、会いたいって思う。苦しいけど幸せって思える事は恋だと私は思います」
「そう。そうね。好きって言葉が腑に落ちるわ。わたくし、セドリック様の事好きよ」
「なら伝えましょう」
「分かったわ」
「キャリー、わたくしの話も聞いて下さる?」
「ミーナ様、喜んで」
「わたくし、ジル様に思ってる事を声に出してお話しましたの。そしたら、ジル様、とてもお優しくなられたの」
「はい。ジルベーク様にとってミーナ様は信じられる方になったという事です」
「勿論、嫌な思いをした時も理由と一緒にお伝えしましたの。感謝も、日々の努力も、ジル様が好きだともお伝えしましたの」
「はい。素晴らしいです」
「ジル様、初めは驚かれてましたけど、毎回お伝えしたら、とても喜んだ顔をされて、わたくし、思わず口付けをしてしまいましたの」
「はい」
「そしたらジル様からも好きと。口付けも。わたくし嬉しくて幸せですわ」
「良かったです」
「あの…私も良いですか?」
「はい。マール様」
「私、遂にケニー様の逞しい胸を触れてしまいましたの」
「どうでした?やっぱり立派な筋肉でしたか?」
「ええ。とても逞しい身体でしたわ。キャリーの言った様にケニー様も私に触れたかったと」
「そうでしょうとも。お互い好き同士なんですから」
「私達、口付けまででしたの。ですが、お互い身体に触れ、また距離が近付いた思いですわ」
「勿論、最後の一線を越えるのは結婚してからですが、結婚する者同士ですもの。一線を越えなければ愛を確かめ合う行為です。でも、嫌な時は嫌と言って下さいね。一人だけ幸せでは意味はありません。二人で幸せにならなければ意味はありませんから」
「分かったわ」
「エス様もミーナ様もマール様も皆んな幸せになって良かったです。私の死亡フラグも無くなりました」
「「「死亡フラグ?」」」
「いえ、何でもありません。私は皆んなが幸せになって嬉しいです」
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