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下−188 呪いの番組
しおりを挟むその日、イサムは特にすることもないし、なにもなさそうなので亜空間部屋にこもって漫画を読んでいた。
イサムの持っている漫画は、基本的には”何度読んでも面白い”ものばかりだ。
流石に本棚を一気に3周とかすると飽きるが、日を置けば、その時はまた面白いと読み切るほど。
昔はそういう漫画が多かったので、それらを揃えられたイサムは幸せだった。
いつの間にかメフィが食事も持ってきてくれるし、、、w
そん中でもお気に入りの、御厨さと*の”裂けた旅券”だ。これ読んで、俺もいつか海外に住みたいなぁ、、とか思ったもんだった。今は海外どころじゃねーけどな!
また、「地球(テラ)へ」という、少女漫画家の名作がある。これも好きだが、特に宇宙に行きたいとか思っていなかったが、超能力には少し憧れていた。
今は超能力どころじゃねーけどな!!
あと、オゲレツ漫画だが、ある意味すごい名作な「稲中卓球部」というのがある。画がひどいし、、と思ったが、なんか引かれる(≒引くw)ところがあるので少し立ち読みしたらハマり、全巻買った。
これは今のイサムには全く関係していない。
が!
タカシとか、アラタとか、、登場キャラ系どころじゃないのが周囲にたくさんいる。
なんかの呪い?ああ、神様の呪いかぁ、、
酷いよな?ww
などと思いながらも、今の世界を楽しく思っている。
それがイサムクオリティ・・・
天界の賭けはどうなっているのだろう?
今までが今までだった。
なので、イサムが早々にリタイアするほうが大半だった。
それらはもうとうにすべて負け確定だった。数年程度で負ける賭けをしていた神がほとんどだったから。
もうそんな年数過ぎていた。
が、、
イサムとよく殴り合いしていたある女神?のみ、長期、あの世界の神がイサムを連れ戻すまで、で賭けている。
賭けた本人も忘れ去っているが。
ウチ神(その女神)も、自分がパワーアップして、イサムもそれなりになってるのがわかったので、途中から掛けに参入した。途中からだから倍率低くなっちゃうけど。
今ではガチ長期だな、と思われてしまってるので、もう人気のない賭けになってしまっている。
さて、
人気の賭けは、画伯だ。
内容は、画伯とゆーしゃがひっつくか?だ。しかも時期あり、年単位で。なので倍率はよくなる。皆おもしろがってこがねを賭けている。
画伯のアニメがいつまでつ続か?終了は人気落ちか、過激なんで強制打ち切りか?とかもあるし、、何でもネタになるならやってるのだ。
もちろん天界ビジョンで画伯のアニメを見ることができる。
が、神共でそれを見たことがあるものは少ないし、継続して見ている者などほとんど居ない。
皆耐性が無いようだ。
で、
イサムの部屋のビジョン、天界ビジョンである。
漫画を読むのが疲れてきた時、気が向いたらスイッチを入れ、てきとーに回す。
天の廃材wか、たまたまなのか、スイッチを居れたらいきなり画伯アニメが映る。
通常、テレビの企画の時代のメニュー画面になるのだが、、
イサムのはチャンネルをガチャガチャ回すタイプなので、画伯の時代と違うはずなのだが、、、
よく見ると、「特別配信!」とかになっている。
ふーん、でも汚ねぇ画だなぁ、、とか思いながらそのままに、、
いつの間にかイサムの目はまばたきひとつせずに画面から離すこともできず、、
こわいんだけど、、目を離したら襲われそう、、みたいな、、
アニメだよ?洋物の実写じゃない。なのに、、
ちなみに、ノーカットで今まで放映されたものをつなげてそのまま全部一挙放映、とからしい、、
小さいテロップが下に流れているのだ。
声も出ないし念話も送れない、、、麻痺しているんだろうか?
呪い?アニメで?
それはそれですげーな?だから放映したのか?嫌がらせのためにw、うん奴等楽しんでやるよなそーゆーコト、、
などと思いながらも、こめかみあたりから、時折冷や汗が流れ落ちる。
どうしよう?何時間あるんだ?
あ、テロップでた、、128時間?え?128?
・・・・いや、先程メフィが昼飯持ってきてくれたんだ、夕飯まで数時間頑張れば、、、、
ログアウトできる、と思ってフルダイブMMOに入った者たちがどうなったか、、、
イサムの時代にSAOはまだ無かったw!!
ただ、イサムも、他の者たちもだが、肝心なところがわかっていなかった。
音声があるのだ。目に(画)に気を取られて話の内容を気にしなくなっている。
本気でこのストーリーを気にすれば、このアニメはハートフルストーリーだとわかるはず。
その時点で呪いは解け、自由になるはずだったのだ。
己で己に呪縛を掛けているだけであった、イサムも、他の視聴者の大半も。
「それが良い!!」とか言う者も多いけど。
亜空間部屋なので外がわからない。時間がわからない。5分だけなのか、3時間くらいたったのか、、まったくわからない。
どうしようおしっこたれながしちゃう、、、
おしっこの転送すら、できなくなっている。そらそーだ、瞬きすらできないんだから。
もう目、かぴかぴ、とか思ってるが、実際は涙だだもれで目を守っている。そのことにも気づかないイサム。
・
・
・
どれほど時間がたったろうか、、もうこの状態が、、逆に、よくなってきた?などとも、少し思い始めた頃、、
かちゃ、、
「ユーハンですよー」メフィ
ちゃぶ台のうえにお盆を置いて、イサムを見ると、
!!!ぷっつ!!ぷぷぷぷぷぷーーーーーーーーっつ!!!!
「主様!何の遊びしているんですかーっつ!!!ぶーっつ!!!」
で、ビジョンとイサムの間にメフィ頭が入った、メフィがビジョンを見ようとしたのだ、
今だっつ!!
と、イサムは後ろにすっころがった。
いきなり首を動かすことも、めをつぶることも、できないかもしれない、うごかないかもしれない、
なので、倒れるのは、可能だ、と思ったのだった。
「・・・はぁー、、、、助かったよ、、メフィ、、、」
・・・・
メフィ?
ビジョンに見入っているメフィ。微動だにせずっつ!!!
イサムはおしっこに行って、顔洗って、部屋にもどって食事を終え、お茶を飲んでから、ビジョンを消した。
「おもしろかった?」イサム
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