明太子
中学校でも高校でも大学でも、好きな人がいたことがない。莉子は、誰も好きにならなかった。誰も好きになれなかった。誰に対しても嫌悪感を抱いているわけでもなければ、誰に対して信用や信頼がないわけでもない。同性にも異性にも友人はそれなりにいる方だ。しかし、恋人はいたことがなかった。誰も好きになることはないけれど、嫌いになることはある。苦手な人もいる。私は一体どういう存在なのか。それがわかった時、私はどうするべきなのか。
目次
感想
あなたにおすすめの小説
お兄様はやさしく笑って、逃げ道だけをなくしていく
星乃和花
恋愛
縁談に悩む子爵令嬢リゼットが助けを求めたのは、名門侯爵家の長男アルフレッド。
穏やかでやさしく、理想のお兄様のような彼は、「君のことは僕が見ている」と甘く手を差し伸べてくれる。
送り迎え、花や手紙、完璧なエスコート。
守られているだけのはずが、気づけば周囲には「彼女はもうノースウェル侯爵家のもの」という空気ができあがっていて――。
ふわふわ優しいのに、実はかなり策略家。
やさしく逃げ道をなくしてくるお兄様系ヒーローに、恋愛に疎い令嬢がじわじわ囲い落とされていく、甘くて幸せな溺愛ラブストーリー。
――「待つよ」と言いながら、外堀はきっちり埋めてくる――
(完結済ー本編10話+後日談2話)
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
雪の日に
藤谷 郁
恋愛
私には許嫁がいる。
親同士の約束で、生まれる前から決まっていた結婚相手。
大学卒業を控えた冬。
私は彼に会うため、雪の金沢へと旅立つ――
※作品の初出は2014年(平成26年)。鉄道・駅などの描写は当時のものです。
嫌われたと思って離れたのに
ラム猫
恋愛
私は、婚約者のカイルに嫌われたと思った。冷たくそっけなく、近づくたびに避けられる日々。
距離を置くことを選び、留学の準備も進めて心を落ち着かせようとするけれど——。
【完】引きこもり魔女に恋をした騎士の徒然なる日々の物語 〜魔女の呪いを解く魔法〜
保桜さやか
恋愛
ある森の奥深く。
誰も知らないところに、ひっそりと暮らす魔女がいました。
魔女はアベンシャール国の王子様に呪いをかけてしまった罪で国から追い出され、不気味な不気味な森の奥に閉じ込められることとなりました。
監視として付き添った騎士もその森に行くことを拒み、人が変わってしまったもの、逃げ出すものが後を絶ちませんでした。
あるとき、幾度目かになる騎士の逃亡により、魔女の元へ向かうことになった新米騎士のジャドールは、孤独の魔女に恋に落ちました。
そんなちょっと変わった騎士と引きこもり魔女の物語。
巨乳のメイドは庭師に夢中
さねうずる
恋愛
ピンクブロンドの派手な髪と大きすぎる胸であらぬ誤解を受けることの多いピンクマリリン。メイドとして真面目に働いているつもりなのにいつもクビになってしまう。初恋もまだだった彼女がやっとの思いで雇ってもらえたお屋敷にいたのは、大きくて無口な庭師のエバンスさん。彼のことが気になる彼女は、、、、
氷雨と猫と君〖完結〗
カシューナッツ
恋愛
彼とは長年付き合っていた。もうすぐ薬指に指輪をはめると思っていたけれど、久しぶりに呼び出された寒い日、思いもしないことを言われ、季節外れの寒波の中、帰途につく。