将来私を殺す旦那様は激重感情を隠しながら溺愛してくる

幼い頃からなんとなく未来を予知する能力を持っていたシルフレイヤ。
何故そんな能力が自分にあるのか解らないまま、年齢を重ねるうちに徐々に予知できなくなった。
そんなある日10歳の誕生日に自分に婚約者ができたと両親に知らされる。
相手は現皇帝の異母弟で帝国の【軍神】とも呼ばれる帝国の英雄だった。
その話を聞いたシルフレイヤは突然意識を失い、彼に首を斬られる夢を見た。

また未来を予知したの?このまま婚約したら夢のように殺されるの?
―――いいや違う!ここは本の中の世界だ!そして旦那様は悪役で、自分は悪妻だった!?

目が覚めたシルフレイヤは幼い頃読んだ本の中にそっくりだったことを思い出す。
本のシナリオ通りなら夢の通り私は旦那になるであろう人に殺される!どうにかして彼に嫌われないように、殺されないようにしないといけない!

ところが彼はとても優しいどころか、これでもかと言うほど愛情を与えてくれる…?
彼に騙されているのだろうか。それとも何か思惑があるのだろうか…。
一線を引いていたシルフレイヤだったが、次第に彼女にも彼に対する感情が溢れていく。



独占欲と執着心と若干のヤンデレを含んだ旦那様に愛でられながら、悲劇の結末にならないよう奮闘する物語り。
第一章のテンポはめちゃくちゃに悪いです。

なろう様にも投稿しております。
そちらは三話程度先にアップしております。
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