「で、結論は?」と夫が言うので、結論だけ申し上げて離縁しました ~娘の長いおはなしは、目の見えない辺境伯さまが最後まで聞いてくださいます~
「で、結論は?」
伯爵夫人マリエッタが何を話しても、夫ユリウスはそう言って遮った。領地の橋のひびのことも、詐欺の噂がある商会のことも。そしてある朝、七歳の娘リリがこまどりの巣の話をしたときも。
「おかあさま。リリのおはなし、ながい?」
父の前で一文しか話さなくなった娘を見て、マリエッタは決めた。
「結論から申し上げます。離縁してください」
娘を連れて向かった北の辺境で、彼女は目の見えない辺境伯エーリクの朗読係になる。寡黙な彼は、どんなに長い話も、決して途中で切らない人だった。
一方、夫が聞き流した三つの忠告は、春の長雨とともに、ひとつずつ現実になっていき――。
伯爵夫人マリエッタが何を話しても、夫ユリウスはそう言って遮った。領地の橋のひびのことも、詐欺の噂がある商会のことも。そしてある朝、七歳の娘リリがこまどりの巣の話をしたときも。
「おかあさま。リリのおはなし、ながい?」
父の前で一文しか話さなくなった娘を見て、マリエッタは決めた。
「結論から申し上げます。離縁してください」
娘を連れて向かった北の辺境で、彼女は目の見えない辺境伯エーリクの朗読係になる。寡黙な彼は、どんなに長い話も、決して途中で切らない人だった。
一方、夫が聞き流した三つの忠告は、春の長雨とともに、ひとつずつ現実になっていき――。
あなたにおすすめの小説
[完結]婚約破棄してください。そして私にもう関わらないで
妹ばかり溺愛する両親、妹は思い通りにならないと泣いて私の事を責める
婚約者も妹の味方、そんな私の味方になってくれる人はお兄様と伯父さんと伯母さんとお祖父様とお祖母様
私を愛してくれる人の為にももう自由になります
旦那様には愛人がいますが気にしません。
イレーナの夫には愛人がいた。名はマリアンヌ。子どものように可愛らしい彼女のお腹にはすでに子どもまでいた。けれどイレーナは別に気にしなかった。彼女は子どもが嫌いだったから。
※表紙は「かんたん表紙メーカー」様で作成しました。
初夜に前世を思い出した悪役令嬢は復讐方法を探します。
「すまない、間違えたんだ」
「はあ?」
初夜の床で新妻の名前を元カノ、しかも新妻の異母妹、しかも新妻と婚約破棄をする原因となった略奪者の名前と間違えた?
脳に蛆でも湧いてんじゃないですかぁ?
なろう様でも公開中です。
婚約者の幼馴染?それが何か?
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った
婚約破棄されたので、もうあなたのためには笑いません
「アリア、君との婚約を破棄する」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で何かが静かに壊れた。
王都でもっとも格式の高い公爵家の夜会。
きらびやかなシャンデリアの下で、私は大勢の貴族たちに見守られながら、婚約者であるレオンハルト殿下の前に立っていた。
彼の隣には、淡い桃色のドレスを着た令嬢がいる。
伯爵令嬢、ミレイユ。
婚約破棄された令嬢を馬鹿にした王太子は、すべてを失いました
「君との婚約を、今この場で破棄する」
煌びやかな王宮の大広間に、その言葉が響き渡った。
集まっていた貴族たちが、一斉に息を呑む。
その中心に立っていたのは、王太子レオンハルト。
そして、彼の正面に立っているのは、公爵令嬢エレノアだった。
銀色の髪を背中に流し、淡い青の瞳を持つ美しい令嬢。
王国でも屈指の名門、アシュフォード公爵家の一人娘。
婚約破棄は別にいいですけど、優秀な姉と無能な妹なんて噂、本気で信じてるんですか?
侯爵家の執務を汗水流してこなしていた私──バルバラ。
だがある日突然、婚約者に婚約破棄を告げられ、父に次期当主は姉だと宣言され。出て行けと言われるのだった。
世間では姉が優秀、妹は駄目だと思われてるようですが、だから何?
せいぜい束の間の贅沢を楽しめばいいです。
貴方達が遊んでる間に、私は──侯爵家、乗っ取らせていただきます!
=====
いつもの勢いで書いた小説です。
前作とは逆に妹が主人公。優秀では無いけど努力する人。
妹、頑張ります!
※全41話完結。短編としておきながら読みの甘さが露呈…
ログインすると感想の投稿ができます。