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権力系ホモ★グリス王国編

新たなヤンデレの予感がするんだけどむりたすけて

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「魔法の確認に移ります。全属性が使用出来るとの事ですが、属性の最上級魔法を使用して頂きたい。無理は禁物ですよ」
「…えーっと、何の魔法を使えば…」
「お任せします。属性の最上級魔法が分からない場合は聞いてください」

つまりつまり?
とりあえず全属性の最上級魔法を全部使ってみせれば良いのね?

まずは順番に火炎属性からかな。
んー、あれしかないか。『炎製錬魔法』。禁止されてるらしいけど、例外で頼みます。それ以外の火炎属性最上級魔法って知らないし。
でもブルーノ宰相と王国騎士団長の前だし、下手な剣は創れないよな…。『炎製錬魔法』で創られる武器の形状と能力は創造者の想像力に委ねられるみたいだから、ヘンテコな武器を創ったら俺の想像力の乏しさが窺い知れてしまう…。

……そっか。つまりプロと同等のものなら文句なし! つまり既存の剣をパク…模倣だ!

「ロイ! その腰の剣見ーせて!」
「これ? はい」

手渡された細くて長めの剣。
ロイ専用に創られた剣で、氷結魔法を付与して振るとあっという間にレイ=スティーラー。分かったゲーマーの皆さんは俺と握手しよう。
ま、細いと言っても俺にとっては充分重いから、両手でヨチヨチ抱えてテーブルに下ろす。
…ほほう。形状は刀よりだけど、細かい装飾はロココ調。お、鍔が地味にお洒落。
よしよし、形は分かった! どうせすぐ消すし、一気にやっちゃえ!

「火炎魔法の神様、こんな感じの立派に見える炎の剣を一振りオナシャス…!」

なんとなく、両手をパンパン叩いて神社形式にお祈り。いや俺無宗教なんですけど。
お祈りに意味があるかは分からないけど、万が一属性ごとに神様がいた場合、色々贔屓されてる俺はせめて礼儀正しくお願いしないとな。
え? 『セリフが砕けた感じで全然礼儀正しくない』って?
う、うっせ! 社会人らしいお願いの方法なんて知らないんだから仕方ないだろ!
神様だから寛容に許してくれるって、きっと…。


ゴトッ

ロイの剣の隣に並ぶようにして赤とオレンジが入り交じった熱々な剣が現れた。
姿形、ほとんど同じだけど、刃の部分がロイの剣よりずっと太い。長さも相まって大剣レベルだ。

「…『炎製錬魔法』ですか。禁断魔法で詠唱を知る者はもうほとんどいないと思ったのですが、詠唱を知らない代わりに神に祈りを捧げれば可能なんですか?」
「え? あー…お祈りはなんとなくです…」
「そうですか…。詠唱を知らずともどんな魔法でも使えると」
「はい」
「…………次の属性いってみましょう」

俺は見ていない。ブルーノ宰相の諦観したかのような笑みなんて見ていない。

お次は氷結属性! 氷結属性の最上級魔法は…、えっと、周囲に害が及ばず、小規模な魔法は…。
…そう言えば、氷結魔法って細かな物を創るに連れて求められる能力も高くなるって、知り合った冒険者さんから教えて貰ってたな…。
初級魔法でバスケットボールくらいの大きさとザラザラ感を再現出来て、でもすぐにパリーン。中級魔法で硬式野球ボールくらいの大きさと硬さを創れて、上級魔法でビー玉の大きさと、ハンマーで全力で叩いても傷一つ入らない硬さを持つ物を創れるとか。
最上級はビーズほどの小さい玉も創れるんだって! そしてそれは同じ最上級魔法を使わない限り、壊れる事はないらしい…。
それぞれの氷の硬さは多少レベルに依存するけど、最上級魔法で創り出した氷は最低でも黒曜石よりも硬いとか?
つまり最上級魔法を使えば、黒曜石より硬い氷のお城を建造出来るって事。
夢が広がるなぁ。

よしっ、という事でレッツ黒曜石以上のビーズ創り! おまけに細かな模様まで刻んじゃうもんね!

「氷結魔法の神様! 視認出来るくらいのビーズになんかカッコいい模様付けて出してください! あ、硬度は最大で…!!」

我ながら図々しいお祈りだな。
ごめんちゃい神様。でもちゃんと要望に応えて綺麗な模様が入ったビーズを50個も出してくれるところ、大好きです。

「ほぉ…。非常に小さく、模様も精密ですね。これ、壊してみても?」
「壊せるもんならどうぞ!」
「自信満々ですね。ここの床に『絶対防御』を張って頂けますか? 結界属性最上級魔法の確認も兼ねますので」
「うぃっす! 張りました!!」
「ありがとうございます。ではアルバート、思いっきりやっちゃってください」

ビーズを10個ほど床に並べたブルーノ宰相。置いたらそそくさ部屋の隅に退避して、それを確認した王国騎士団長が自分の剣を大きく振り上げた。

ガァァァァァ…ン

王国騎士団長が力を込めて振り下ろした大剣と、それと全力衝突した俺の可愛いビーズたち。
衝撃で風がぶわわっと吹いて、俺はロイとオウに支えられる。
数秒停止して、王国騎士団長が剣を上げた。床には1つも欠けずキラキラと輝いてるビーズたち。
つまり俺のビーズが勝った…!

「素晴らしい…。アヤマ様、この氷を頂いてもよろしいですか?」
「へ? 別に良いっすけど…。何に使うんですか?」
「この氷の玉を1つ創り出すのにどれほどの魔力を必要とするか、魔道具で逆算して割り出します。あとはどれほど形を保っていられるかや、創り出すのに必要な魔力量を計った後に自然の炎に突っ込んでみたり…。要は実験ですね」
「分かりました! それなら大丈夫です!」

さて、次は電雷属性!
電雷属性の最上級魔法は~…。えっと、電雷属性の最上級魔法……。
…………………………。

「そうなると思い、こちらの魔道具を用意しておりました」

ブルーノ宰相が見越したような言葉を発し、部下さんに指示を出して、大きな魔道具を運んできた。
…洗濯機?

「こちらは電雷魔法の威力を計測する物です。『インド』から来たと言う異世界人が開発者です」
「インド人いるんだ!? …まぁインドって全体的に頭良いもんなぁ」
「『インド』出身は頭が良いのか。メモメモ…。はい、ではここの取っ手を掴み、電流を流してください。100万A以上が表示されれば、最上級魔法である事が認められます」

ガシッビリビリビリビリ…

なんでこんな魔道具が、って思う人もいるかも知れないけど、こういうのは意外と必要だったりする。
何故なら、電雷属性は魔法全部がガチの攻撃特化型だから。火炎属性みたいに武器を創れる訳でもないし、氷結属性みたいに建造物や細かな物を創れる訳でもない。
電雷属性でその力を示すって事は、それなりの攻撃魔法をぶっ放す必要があるって事。
つまり電雷属性最上級魔法を使えるって証明するには、街一個が消えるレベルの電雷魔法を実際に放つしかない。
でもそんな事をすれば被害は絶大だし、かと言って確かめなければその人の実力を正しく認識出来ない…。
という事で、安全に電雷魔法の威力を計測出来るこの魔道具、滅茶苦茶便利で有能で最高なのだ。
結界属性も人力じゃ『破れる』か『破れない』かでしか区別出来ないから、結界の強度を計測する魔道具がある。
文明って素晴らしい。異世界人ってサイコー。

「…はい、120万Aを計測しました。まだまだ上がりそうですが、もう結構です。…そう言えば、100万Aでオーロラ程度だと言われていますね」
「あの綺麗なオーロラ…!? あれに100万A流れてんの!?」

ブルーノさんの言葉にオウがぎょっと反応した。オウはこの国からあまり出た事ないらしく、オーロラだって何度か見た程度らしい。

「オーロラの中をジェット電流が流れているんですよ。なんでも太陽に関係しているとか」
「ほへー。それどこ情報?」
「『カナダ』出身と『アラスカ』出身の異世界人です」
「コージ、信用出来そう?」
「カナダとアラスカなら間違いないと思う。行った事はないけどどっちもクッソ寒そうだし、地域によっちゃ結構見られるんじゃねーかな」
「へぇ~! 次オーロラ見たら突っ込んでみようかなぁ!」
「生身の人間って20mAでも最悪死ぬからね? 100mAで確実に死ぬからね? 1Aでも人間サヨナラなのにオーロラ100万Aだからね?」

ちなみに電雷属性は初級魔法でも人を充分に殺められる10A程度まで出せるらしい。
魔法って、実はとっても怖い。




気を取り直して次は疾風魔法!!
と思ったらブルーノ宰相が真っ赤な風船を手に窓をバターンッ!
手を放して、風船を空高くに上げてしまった。
そして向き直り、俺に一言。

「あの風船を疾風魔法を使い、私の手に戻してください。こうするのが一番早いですから」

うん、確かに。
あ、疾風属性も氷結属性と同じでな、細かい作業になればなるほど高い能力を求められるんだ。
だから自然の風が吹き荒れる上空で一個の風船を戻すって言うのは相当な至難技。
まぁ俺出来るんですけどねーー!!!!

「疾風魔法の神様…! 俺も頑張るんであの風船をどうにかこうにか下に持ってきてはくれないでしょうか…!」

ゴーッビュウビュウ、ふよふよ、すぽっ

自然じゃあり得ない向きに風が吹き、赤い風船は無事にブルーノ宰相の手に戻った。

「…はい、では次は核熱ですね。結界内でこれを溶かし、沸騰させて頂けますか?」
「これ…、なんですか?」
「タングステンという金属です。とても硬いですよ」
「へぇ…」

こんこんと叩いても俺が分かる訳もない。大人しく球体の結界に金属を閉じ込めて、核熱魔法を放った。
青白い光が結界の中を満たし、結界に沿うようにして金属が液体に。
透明な水風船みたいな? しばらくしてブクブク沸騰したけど沸点とか考えたくない。指を入れた瞬間に骨一欠片も残らずなくなりそう。

「……ところでこれどこに置けば…?」
「そのまま消滅させちゃってください。返されても困るんで」
「ブルーノ宰相、さっきからちょっと適当になって来てません?」
「気のせいですよ」

消滅…? えっと、バイバイ。さよなら。

シュパンッ

うお、消えた!!
素晴らしい…。ゼロアのおかげか、それか無意識のうちに何らかの魔法を使ったか…。
…ま、いっか。

「次の念動属性ですが、これも城を持ち上げたりは出来ないので、アルバートから剣を奪って貰いましょうか。アルバート、お願いします。手加減はダメですよ」
「手加減は…苦手です……」

…え? 踏ん張った王国騎士団長から剣を奪うだけなんだよね? 縦横無尽に動き回って攻撃してきたりしないんだよね?
あ、やっぱ踏ん張ったままね。良かった良かった。

「…どうぞ」
「はい」

レッツ念動! 
おや? …うぐぐ……、あれ、意外と固いぞ…。

「コージ、ソイツ一応序列100位なんだから、そんなんじゃ指一本動かせないよー? コージの感覚でぇ~、腕ごともぎ取る勢いで!」
「もぎ取る!!?」
「そのくらいのつもりで! コージの想像の100倍は頑丈だからダイジョブ!!」
「マジで? 言ったからな? 知らないからな? もげちゃったら怒るからな?」
「コージに怒られるなら…えへぇ」
「赤面!? 何故!??」

そんな変態ぎみなオウは放っておきまして…。
信じてるぜ世界序列100位の頑丈さ!! もげないでな!!!
よし、じゃあ威力アップ! もぎ取るつもりで…!

「…!!!」

威力アップした途端、王国騎士団長が驚いたような顔をした。
…大丈夫? 痛くない?
でもまだ剣は奪えてないから、もうちょっと強めに…。

「ぐっ…!」

あっ大丈夫!? 腕もげるくらいなら先に剣離してくださいね!?
……それでもまだ剣は奪えず…。
えぇい! ちまちまやってられん! 一気に行きましょう、もげたらマジごめん。治した後にオウと一緒にごめんなさいします。
っつー訳で威力アーップ!

ミシ…ミシミシ…ミチミチ…

「グゥゥ…!」

ヤバい音してるぅ~! 王国騎士団長さんも歯を食い縛ってるぅ~!! お顔怖いよぉ~!
いやだって、今俺の込めてる力、軽くこの王都全体の土地を壁含めて持ち上げられるレベルだからね? それをこのゴリラとクマとオオカミを足して3で割ったような人、耐えてるんだよ?
序列入りって本当に凄いんだなぁ…。

ガッ

「は…、……」

と、と、と、取れたーーーッ!!!!
良かったーーーッ!!! 腕をもぎ取っちゃう前に剣だけ奪えて良かったぁ~~ッ!!
あぁぁ、今回ばかりは人体掛かってるから神様頼み出来なかったし、ひと安心…。

「…疲れたぁ。あ、剣お返ししますね…」
「流石です、アヤマ様。少し休憩を挟みましょうか?」
「皆さんが大丈夫なら俺は大丈夫っす! 次は…自然属性ですね。『万有引力』で良いですか?」
「えぇ。2つの対象を引き付ける魔法ですね?」
「はい! えっと、何を…」
「アルバート兄弟で良いのでは? 良いですねアルバート?」
「はい」
「ロイ、良い?」
「良いよ。コージの魔法、俺にぶつけて…」

…変態チックなロイのセリフはスルーして、レッツ『万有引力』!!
王国騎士団長さんはこっちに…。ロイはそっち。

よーし! 自然属性の神様! 2人をピタッとお願いします!!







……………うん。
ロイは普通に王国騎士団長さんに引き付けられた、けど…。

王国騎士団長さん、一歩も動いてないぃ…。
え何? 踏ん張ってる? 踏ん張ってるよな?
だってこの『万有引力』、引き付ける力は物体の質量に依存するんだけどさ、団長さんどう見ても2メートル超えてるし。横幅も筋肉で俺の4~5倍あるし。つまり巨漢。
だから引き付ける力も相当強い筈なんだけど…。
あぁ……踏ん張ってる………。

「アルバートは負けず嫌いですからねぇ。先ほど剣を奪われて内心拗ねているんですよ」
「あぁ…、なるほど。ロイの兄ちゃんらしい…」
「つまりロイくんも負けず嫌い?」
「カードゲームする時は大抵大人げないです」
「兄弟って似るんですねぇ」

俺らが喋ってる間に、ピタッとくっついたロイとロイの兄ちゃん。ロイの兄ちゃんがロイの頭をなでなでしてる。
お兄ちゃん、ロイの事大好きなんだろうな~。うんうん、微笑ましいな!

「次は祈願属性ですね。お願いします」
「うぃっす!」

祈願属性かー。ん~…、何を出そっかなぁ~。
祈願魔法は魔力量がとっても必要で、薬草一本出すのでも中級魔法以上が必要になる。初級魔法じゃ水をちょっと、とかそんなものしか出せない。
でも俺は魔力無限ですからぁ~~~? こんなものまで出せちゃうんですね~~~!!

「祈願魔法の神様! 貴重な例のアレ、オナシャス!!」

俺が手をパンパンすると同時に、目の前の机の上にそれは現れた。
きらきらと輝いて見える、大きなキノコ。

そう、この国では超貴重な食材…、いや日本でも結構貴重だった、その名も松茸様であーる!!!

「これは一体…?」
「松茸様です」
「マツタケ…サマ?」
「俺のいた日本じゃ高級食材だったキノコです! 好き嫌い別れるけど、俺は好きでした!」
「はぁ…。まぁ見たことの無いものを出したので確認は出来ましたが…、……凄い匂いですね」
「松茸は『味より匂い』って感じですからねー! この匂い、嫌いな人はとことん嫌いですし、好きな人は超好きなんですよ!」
「そ、そうですか…」

引きつったかのような顔で松茸を見つめるブルーノ宰相。
…ブルーノ宰相は嫌い派の人なのかな。松茸ご飯、美味しいのに。
よし、じゃあこれはアイテムボックスにぽいっ! 帰ったらワーナーさんに松茸料理、お願いしてみようかな!

「…次は慰安属性ですが、これはすっ飛ばします」
「すっ飛ばしちゃうんだ」
「神聖属性もすっ飛ばします」
「すっ飛ばしちゃうんだ」
「この2つの属性は聖騎士団副団長のスティーブ・センツリーの証言により、確認が取れています。時短というヤツです。ご了承ください」
「スティーブさんって実はちゃんとお仕事してるんだなぁ。カイルをからかってる所しか見たことないけど」
「最後は暗黒属性です。あ、召喚系は色々とマズいので、確認は取りません」
「マズいんですか?」
「天使は教会が騒ぎますし悪魔はあの手この手で魂を奪おうとしてきます。精霊は当たり外れが激しいのでダメです」
「なるほど…」

じゃあ、本当に暗黒属性で最後だな。あ~長かったぁ。
…と言っても、暗黒属性の最上級魔法って『人心掌握』しか思い浮かばないんですけど…。
……どーしよ。言うだけ言ってみるか。

「あの、俺『人心掌握』しか知らないんですけど」
「あぁ、はい。どうぞ」
「…え?」
「私に掛けて良いですよ、『人心掌握』」
「………え? え、だって、あれですよ。心読む魔法ですよ」
「知ってますよ。どうぞ、読んでください」
「えぇ~…、ホントに読んじゃいますよ?」
「えぇ。読んで頂いた方が手間が省けます。ちょうど、お伝えしたい事もありましたし」
「そ、そうですか…。じゃあ、読みます…」

改めて認識した。ブルーノ宰相、やっぱ変人だ。
俺だったら心読まれたくない。変な事を思ってる訳じゃないけど、なんとなく読まれたくない。
誰だってそうだよね? …え、俺だけ?
まぁ良いや。さっさと済まそう。
レッツ『人心掌握』! ブルーノ宰相の心よ見えろー!

『可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き結婚』





「────ひぃ!!!!?」







********************




はぁい(* ̄∇ ̄)ノ
メルです。


今回あんまりホモホモ出来なかったですね。次回はホモホモします。





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