ダブルパーソナリティ
「おやすみ、菜乃。また明日」
両腕を失った菜乃は義手と共に心身を療養させるためにサナトリウムにいた。そこに書類上の夫が現れ「本当の夫婦になりたい」と言ってきてーー初めて顔を合わせるふたりは、少しずつ距離を縮めてゆく。
両腕を失った菜乃は義手と共に心身を療養させるためにサナトリウムにいた。そこに書類上の夫が現れ「本当の夫婦になりたい」と言ってきてーー初めて顔を合わせるふたりは、少しずつ距離を縮めてゆく。
あなたにおすすめの小説
寝ているだけなのに、今日も一日溺愛されているらしい。ーーでも俺は寝る。
朝、目を覚ました成海を待っていたのは、ルーチンワークのような日常。
抱き締められ、撫でられ、愛を囁かれる――この日も変わらぬ、瀬名の溺愛だった。
「好き。」
「うん。」
「大好き。」
「ん。」
「愛してる。」
二人の間に愛はある。
あるけれど成海は――
「眠い。」
――これは溺愛か、共生か、それとも睡眠か。
重い男と眠り猫系青年の、
『過愛と惰眠の、共棲ラブコメディー。』
※大学生の同い年CP。
※表紙イラストはAIで生成しています。
上手に啼いて
■聡は10歳の初めての発情期の際、大輝に噛まれ番となった。それ以来関係を継続しているが、愛ではなく都合と情で続いている現状はそろそろ終わりが見えていた。
■注意*独自オメガバース設定。■『それは愛か本能か』と同じ世界設定です。関係は一切なし。
病弱の花
痩せた身体の病弱な青年遠野空音は資産家の男、藤篠清月に望まれて単身東京に向かうことになる。清月は彼をぜひ跡継ぎにしたいのだと言う。明らかに怪しい話に乗ったのは空音が引き取られた遠縁の家に住んでいたからだった。できそこないとも言えるほど、寝込んでばかりいる空音を彼らは厄介払いしたのだ。そして空音は清月の家で同居生活を始めることになる。そんな空音の願いは一つ、誰よりも痩せていることだった。誰もが眉をひそめるようなそんな願いを、清月は何故か肯定する……。