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クリスマスイブ
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あっという間にクリスマスが来る。
と同時に我が家は二人とも今日が仕事納めだ。
「透…行ってくるね!帰りに私がケーキ受け取って来るから」
「行ってらっしゃい、帰りしんどかったら電話して?迎えに行くよ」
泉を玄関まで見送ろうとする。
「…忘れ物っ!」
泉がそう言いながら抱きついてくる。
「?!」
「…透の補充っ★じゃあなるべく早く帰るね」
照れたように笑いながら泉が家を出て行った。
胸に残る泉の感触と優しい匂い…。
「…俺…泉の補充中途半端なんだけど…」
…泉を抱き返せなかった…
少し切なくなったが、今日はそれどころじゃあなかった。
昨日徹夜で仕事を進めたが、まだ終わっていなかった。
今晩はクリスマスイブだ!
泉が帰って来るまでに夕飯の準備と、できたら掃除も終わらせてしまいたい。
せっかく明日から泉も仕事休みなんだからどうせならゆっくりイチャイチャしたいっ…
買い物は昨日のうちに済ませてあった。
今日は仕事を終わらせて、ラブラブハッピーなクリスマスを…!!
その思いで仕事を進めていく。
昼過ぎ…最後のデータ送信をして…仕事終了っ★
ホッとしながら洗濯をしながら掃除開始っ!
…泉の下着はかわいいねえ…
泉の下着を干しながら若干のムラムラタイムを過ごし…(でもやっぱりホンモノが一番、今晩が一番のお楽しみなので無駄な体力は使わない)掃除を終わらせる。
…流石に昨日徹夜だったので眠くなって来たが、あと一息っ!!今晩は泉の好きなもの尽くしだっ!
グラタンにローストビーフなんかの下拵えを済ませて、あとは焼くだけにする。
一通り落ち着いて…時計を見ると4時過ぎ…少し休もう。
…こんな疲れ切った身体で泉の相手なんて…できない。
リビングのソファーに横になった。
…2時間くらいは休めるはずだ。
…目を閉じる。
★
ハッとして目を覚ます。
えっ?!
今…何時だっ!?
身体を起こそうとして気づく。
身体が重いって…泉?
泉に抱きつかれながら眠っていた。
…いつの間に帰って来たんだろう…時計を見ると午前を回っていた。
…しまったなあ…寝過ごしちゃったか…
泉…お腹を空かせて帰って来たのではないだろうか…
悪い事をしてしまったなあ…。
反省しながら泉を抱き起こす。
…とにかくベッドに移動しよう。
…今日はちゃんと泉に休んでもらいたかったので泉の部屋のベッドに寝かせる。
「…泉…ごめんね。寝ちゃってて…」
寝ている泉に声を掛けて、部屋を出ようと思った。
「んっ…透っ…行っちゃうの?」
泉が起きてしまったようだ。
「今日はゆっくり休んでよ。本当にごめんね」
そう言いながら泉に毛布をかける。
「透…一緒に寝よう?せっかく明日からお休みだし…今日は離れたくない…」
泉に腕を掴まれる。
「…でも…ベッド狭いだろ?」
「…狭いからくっ付けるんだよっ、透…来てっ…」
泉に手を引かれて隣に寝る。
泉が嬉しそうな顔で抱きついて来る。
「泉…お腹空いてない?」
「うん。今は充分っ…」
幸せそうな顔で胸に顔を埋める泉…。
「透…メリークリスマスっ★大好きだよっ」
…幸せだと思った。
こんなかわいい奥さんと結婚できて本当に良かった。
心からそう思った。
と同時に我が家は二人とも今日が仕事納めだ。
「透…行ってくるね!帰りに私がケーキ受け取って来るから」
「行ってらっしゃい、帰りしんどかったら電話して?迎えに行くよ」
泉を玄関まで見送ろうとする。
「…忘れ物っ!」
泉がそう言いながら抱きついてくる。
「?!」
「…透の補充っ★じゃあなるべく早く帰るね」
照れたように笑いながら泉が家を出て行った。
胸に残る泉の感触と優しい匂い…。
「…俺…泉の補充中途半端なんだけど…」
…泉を抱き返せなかった…
少し切なくなったが、今日はそれどころじゃあなかった。
昨日徹夜で仕事を進めたが、まだ終わっていなかった。
今晩はクリスマスイブだ!
泉が帰って来るまでに夕飯の準備と、できたら掃除も終わらせてしまいたい。
せっかく明日から泉も仕事休みなんだからどうせならゆっくりイチャイチャしたいっ…
買い物は昨日のうちに済ませてあった。
今日は仕事を終わらせて、ラブラブハッピーなクリスマスを…!!
その思いで仕事を進めていく。
昼過ぎ…最後のデータ送信をして…仕事終了っ★
ホッとしながら洗濯をしながら掃除開始っ!
…泉の下着はかわいいねえ…
泉の下着を干しながら若干のムラムラタイムを過ごし…(でもやっぱりホンモノが一番、今晩が一番のお楽しみなので無駄な体力は使わない)掃除を終わらせる。
…流石に昨日徹夜だったので眠くなって来たが、あと一息っ!!今晩は泉の好きなもの尽くしだっ!
グラタンにローストビーフなんかの下拵えを済ませて、あとは焼くだけにする。
一通り落ち着いて…時計を見ると4時過ぎ…少し休もう。
…こんな疲れ切った身体で泉の相手なんて…できない。
リビングのソファーに横になった。
…2時間くらいは休めるはずだ。
…目を閉じる。
★
ハッとして目を覚ます。
えっ?!
今…何時だっ!?
身体を起こそうとして気づく。
身体が重いって…泉?
泉に抱きつかれながら眠っていた。
…いつの間に帰って来たんだろう…時計を見ると午前を回っていた。
…しまったなあ…寝過ごしちゃったか…
泉…お腹を空かせて帰って来たのではないだろうか…
悪い事をしてしまったなあ…。
反省しながら泉を抱き起こす。
…とにかくベッドに移動しよう。
…今日はちゃんと泉に休んでもらいたかったので泉の部屋のベッドに寝かせる。
「…泉…ごめんね。寝ちゃってて…」
寝ている泉に声を掛けて、部屋を出ようと思った。
「んっ…透っ…行っちゃうの?」
泉が起きてしまったようだ。
「今日はゆっくり休んでよ。本当にごめんね」
そう言いながら泉に毛布をかける。
「透…一緒に寝よう?せっかく明日からお休みだし…今日は離れたくない…」
泉に腕を掴まれる。
「…でも…ベッド狭いだろ?」
「…狭いからくっ付けるんだよっ、透…来てっ…」
泉に手を引かれて隣に寝る。
泉が嬉しそうな顔で抱きついて来る。
「泉…お腹空いてない?」
「うん。今は充分っ…」
幸せそうな顔で胸に顔を埋める泉…。
「透…メリークリスマスっ★大好きだよっ」
…幸せだと思った。
こんなかわいい奥さんと結婚できて本当に良かった。
心からそう思った。
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