高校生の頃に同じ場所にいたことを僕だけが知っている
あの日、見ていた風景を伊東凪は好きな人と奇しくも見ていた。並んで見ることは叶わなかったが、同じ空間にはいられた。
でも、同時にその風景を将来の奥さんとも見ていたようだ。
花好きな男子が、好きな景色を見るために奔走して、そのうち誰かのもう一度見たい景色を閉じ込めた作品を多く残していくことになるとは、本人も思ってもみなかった。
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