振り子時計小説一覧

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 母の静子が約束を破ったことに腹をたて、智子は家出した。家出して向かったのは、汽車で二駅のところにある祖父母の元に向った。一人で切符を買い、汽車に乗り、祖父母の家まで智子はたどり着く。祖父母の家は、文房具をやっている店舗付き住宅だった。  土間から居間に上がると、振り子時計、ちゃぶ台があり、菓子折りには煎餅が入っていた。  昭和の風景の中、半日の冒険の物語
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文字数 6,106 最終更新日 2021.03.09 登録日 2021.03.09
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