アポロチョコ小説一覧

2
 母の静子が約束を破ったことに腹をたて、智子は家出した。家出して向かったのは、汽車で二駅のところにある祖父母の元に向った。一人で切符を買い、汽車に乗り、祖父母の家まで智子はたどり着く。祖父母の家は、文房具をやっている店舗付き住宅だった。  土間から居間に上がると、振り子時計、ちゃぶ台があり、菓子折りには煎餅が入っていた。  昭和の風景の中、半日の冒険の物語
24h.ポイント 0pt
小説 183,713 位 / 183,713件 現代文学 7,746 位 / 7,746件
文字数 6,106 最終更新日 2021.03.09 登録日 2021.03.09
「あなたって、もしかして幽霊だったりしない?」 季節は夏。喫茶店にふらりと現れた女性は、店員である窪塚馨へそう言い放った。 彼女の名前は長瀬香。「アポロチョコを食べると未来が見える」という不思議な能力を持つ彼女は日々、見えた未来を実現させることを日課としていた。 「泣いていた」「見知らぬ子にありがとうと言われた」「幽霊を見た」などなど……彼女の語る未来の実現を、馨は毎日のように手伝う日々を送っていたが……。 ※他サイトでも掲載しています
24h.ポイント 0pt
小説 183,713 位 / 183,713件 青春 6,444 位 / 6,444件
文字数 99,372 最終更新日 2020.07.28 登録日 2020.06.30
2