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小説検索AIアシスタントβ

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小説検索AIアシスタントβとは
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SF 完結 短編
人工知能に勇者として召喚された。だけど人工知能は有能でなく無能だった。 《さあ、4人の勇者よ。人類を滅亡より救うのだ》 「なあ、ボク達って部室にいたじゃん? 気の所為か・・・部屋のレイアウトが変わったような・・・」 「自分には、部屋が丸ごと変わった気がするのだがな? この部室だと居心地が悪い。ソファーベッドは部室に必須だぞ」 「それって空手部に必要か? 今度、オレんちにあるビーズクッション持ってくっからよ、タクミ。それで我慢しろや・・・長さは2メートルぐらいあるぜ」 「おっ、それ良いじゃん、アラタ。ボクはそれで我慢するさ」 「ねぇー、気づいてるよね? ホントは気づいてて目を逸らしてるんだよね? ここ部室じゃないよ」 「自分は斬新なアトラクションだと思うぞ」 「ダイキ、今回のは手が込んでんな。オレは好きだぜ、こういうの」 「ボクだって嫌いじゃないけど・・・これは、どうやったってムリじゃん? 体が軽いなんてさ」 《さあ、4人の勇者よ。人類を滅亡より救うのだ》 「やっぱ、アトラクションだぞ?」 「それもヤバイ系だぜ」 「まあ、アトラクションならヤバイ系でも大丈夫かな?」 「もう、現実から目を逸らすのやめようよっ」 《さあ、4人の勇者よ。人類を滅亡より救うのだ》 「同じこと、3回言ったぜ。これはアトラクションだよ。リナは考え過ぎだぜ」 「取り敢えず、姿を顕してくれないかな? それとさ・・・ボク達をどうやって、ここに連れてきたのか? どうして連れてきたのか? ここは何処なのか? キリキリと吐いてくれないかな? ボク達も暇じゃないんだよね」 《4人の勇者よ。私は人工知能のトゥルム。ここは月の地下である。そして諸君らは、人類を滅亡より救う為に選ばれたのだ》
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文字数 10,353 最終更新日 2021.10.29 登録日 2021.10.29
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