人工死産小説一覧

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ホラー 完結 長編 R15
25歳で結婚した村瀬亜紀は、5年後に待望の赤ちゃんを授かった。 しかし、妊娠19週目の妊婦検診で、胎児が「無頭蓋症(むとうがいしょう)」だと宣告される。 脳はあるが頭蓋骨が形成されておらず、お腹の中では育つが外に出たら生きられない。 亜紀は悩んだ末、20週で人工死産を選択する。 亜紀は夫の孝之とともにその子に「そら」と名付け、火葬後遺骨を持ち帰った。 四十九日を過ぎた頃、そらが亜紀の目の前に現れた。 だが、孝之にはそらが見えない。孝之は亜紀に精神科の受診を勧めた。 しかし亜紀は、精神疾患によってそらの幻覚が見えるのならそれでも構わない、病気を治療してそらと会えなくなるのなら、精神病を治したくないと考えた。 はたしてそらは、本当に亜紀の幻覚なのか、それとも……。 【表紙イラスト】ノーコピーライトガール様からお借りしました。 https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl
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文字数 63,279 最終更新日 2022.04.22 登録日 2022.04.14
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