治水 小説一覧

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黄金の辺境 〜スラムの孤児に転生した俺が、誰も要らない土地を継いだ日から〜

前世は過疎自治体の再生に潰された地方公務員だった。目覚めたら、雨漏りのする孤児院の藁の上——王都のスラムだ。文字も読めず、剣も振れず、魔法の才もない。あるのは「死んだ土地をどう生かすか」という、ただ一つの職能だけ。 十二歳、口減らしで売られた先は、飢饉と盗賊で人が逃げ出した“呪われた辺境”。誰も要らない、捨てられた谷だった。だが俺の目には、ただの荒野には見えなかった。涸れた川は治水で戻る。痩せた畑は輪作で甦る。そして人は——「次の冬を越せる」と分かれば、必ず帰ってくる。 帳簿一冊と、井戸一本。そこから十年。荒れ果てた谷は、いつしか王国一の穀倉に変わっていた。 そんなある日、辺境に王家の密使が現れる。なぜ、この豊かなはずの土地は、王国の地図から消されていたのか——。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 68,379 最終更新日 2026.05.24 登録日 2026.05.18
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始まりをいくつ数えた頃に

始まりをいくつ数えた頃に
【あらすじ】 伊奈忠次は、徳川家康が関東へ移った時に、その関東の開発・行政を担う「関東代官頭」に命じられた。 忠次は家康の信頼に応えるべく旺盛に活動し、そして今、ある水路の開発に取り組んでいた。 もう何度目の再工事―その始まり――を迎えたことだろう、その水路の開発は困難を極めた。 関東平野――武蔵野は平坦なように見えて、水を通すには高低の差を読みづらい。 またしても水を通すことに失敗した忠次は、枕草子からある着想を得る。 【表紙画像】 「ぐったりにゃんこのホームページ」様より
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 4,292 最終更新日 2023.05.25 登録日 2023.05.25
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