三方ヶ原合戦 小説一覧

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大罪人の娘・前編

戦争はなぜ起こり、なぜ終わらないのでしょうか? 国境問題、資源獲得、イデオロギーの対立、宗教問題の4つが一般的に挙げられていますが…… 至って単純な、5つ目を忘れてないでしょうか? それは軍需産業、つまり『武器商人』の存在です。 「犯罪が行われた時、その犯罪によって利益を得た者こそが真犯人である」 と。 日本にも『戦国時代』という長く続いた戦国乱世の時代がありましたが…… この戦国乱世の原因が、京都や堺などの『武器商人の都』が経済面で日本を裏から支配していたせいだとしたら……? 実際。 京都や堺などの主要都市において、高い利息でお金を貸して人々を苦しめるに留まらず、武器弾薬の売買を盛んに行って平和を邪魔し、戦場での略奪行為にまで手を染めて女性や子供を攫い、人身売買で大金を稼いでいた『富裕層』が存在していたのは紛れもなき事実なのです。 「『戦争の黒幕』を倒さない限り…… 長く続いた戦国乱世を終わらせることはできない」 この結論に達した織田信長と豊臣秀吉、そして徳川家康が…… 表向きは笑顔で彼らと手を組みつつも、その裏で激しい敵意と憎悪を燃やし、彼らを根絶やしにする機会を虎視眈々と狙っていたとしたら? 織田信長が比叡山、そして京都で手を染めた未曾有の虐殺と略奪。 豊臣秀吉が民衆から武器を取り上げるために出した検地刀狩令、人身売買の温床となった南蛮貿易の停止を目的に出した伴天連追放令。 徳川家康が豊臣家を滅ぼすの際に残党狩りと称して行った大阪商人たちの大量虐殺。 歴史書においてこの上なく『冷酷非道』と非難されている行為も…… 本当の狙いが戦争の黒幕の根絶やしにあったとすれば? きっと。 皆様の読んできた歴史書の中身は、大きく書き換えられることになるでしょう。 この小説は…… 『表面』からしか見ていない歴史書へのアンチテーゼとして、『裏側』から見た歴史を、歴史書の逆方向から同じ温度と質量で描くことを目的とした歴史小説です。 【前編】 第壱章 前夜、凛の章 第弐章 戦国乱世、お金の章 第参章 武田軍侵攻、策略の章 第肆章 武器商人の都、京都炎上の章 第伍章 引き金、弦の章 第陸章 長篠設楽原、決戦の章 凛を中心とした女たちの闘いが開幕するまでの序章を描いています。 【本編】 第漆章 女の闘い、開幕の章 第捌章 石山合戦、復讐の章 第玖章 義父追放、謀反の章 第拾章 本能寺の変、黒幕の章 第拾壱章 関ヶ原合戦、ガラシャの章 最終章 女帝誕生、春日局の章 (他、いずもカリーシで掲載しています)
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