江戸庶民の長屋 小説一覧
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私の母は大の歌舞伎ファンでした。
母の従兄弟は外務省の高官で、海外大使館の大使を歴任した人物でした。
東京大学法学部を首席で卒業。
外務省入省。
イギリスのオックスフォード大学に4年間在籍し、首席で卒業。
日本に帰国後、シンガポール総領事、
朝鮮半島の担当課長。金大中事件を処理。
アメリカのサンフランシスコ総領事、
フジモリ大統領のときにペルー大使。
帰国後、外務省移住部長。
国連大使。
ノルウェー大使。
外務省を退官。
一般社団法人日本倶楽部第19代副会長に
就任。あの渋沢栄一も、副会長であった。
まあ、そんな経歴の持ち主であった。
母と彼はいとこではあったがまるで、兄弟のように仲良しであった。
彼が帰国したときは、彼の住まいの代官山に行き、彼の自宅を拠点として、東京見物をしていた。
そのときに、東京歌舞伎で公演があるときは、必ず彼と彼の奥さんと一緒に歌舞伎を楽しんでいた。
数年前に母が他界したとき、母の遺品を整理していたら、歌舞伎に関する資料や写真や、絵などが沢山あったので、私は興味を持ち、歌舞伎のことを調べました。
そうしたら、歌舞伎そのものに日本の歴史があったのです。
それでは、歌舞伎の世界の不思議発見です。
歌舞伎の知らない人に是非、読んでいただきたいと思います。
文字数 18,383
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.10.09
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