魔力ぜろ 小説一覧
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内容紹介(アルファポリス向け)
召喚されたのは「伝説の聖女」――のはずなのに、
魔力測定はまさかのゼロ判定。
「え? 私、もともとこういうタイプだから」
そう言い切った姫乃は、ただの 無気力で帰りたい社会人女子 だった。
本当は――
午前零時になると“平凡少女の仮面”が剥がれ、
絶世の美女で雪女の末裔、本物のバケモノ級の魔力があふれ出す。
それがバレたら面倒すぎるので、全力で隠し通したい。
「私は本日より、本気でサボります!」
ところが王城の舞踏会で、
逃げ切れず迎えた“午前零時”。
美貌はバレる、魔力はダダ漏れ、王子は絶句、
魔王軍は「強者あり」と勘違いして進軍開始。
そして――
姫乃のくしゃみ一発で魔王軍が氷漬けになる。
「協力してあげたんだから、後片付けくらいよろしく」
その後も、
昼食の邪魔をした魔王四天王が秒で凍り、
人質作戦はアイスジャベリンで一掃され、
魔王国は姫乃の“誤解”で氷河期に突入。
世界は救われ、魔王は土下座し、
王子レオンは求婚しようとして秒でフラれ、
ついには魔王までプロポーズしてくる始末。
自由にサボりたいだけなのに、
姫乃の周りだけ勝手に世界が救われていく――。
文字数 39,455
最終更新日 2025.11.24
登録日 2025.11.24
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