辺境伯α 小説一覧

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人間恐怖症の辺境伯αのお城に伴侶としてお持ち帰りされました。 人嫌いなのに後天性の遅咲きΩには過保護で甘すぎます。

「α様っ……僕を一体どこへ?」 「うるさい。黙っていろ。舌を噛むぞ」 なんで僕は、初対面の辺境伯α様に抱き上げられているんだろう。 僕の家は由緒あるアルファの宝石商の一族なのに、後天性の遅咲きΩとして生きることを余儀なくされた僕:ルートヴィヒ・イリャトュア。 13歳の時に受けた検査ではαと診断を受けたため、20歳までは2人の兄と同じように自認はアルファだった。しかし、20歳で発情期が来て倒れた時に検査をすると遅咲きΩと判明した。 名門アルファの家に異端のΩとして引きこもる訳にもいかないため、嫁ぎ先を探すため舞踏会へ出かけた。 そこで出会ったのは、人間恐怖症と噂される孤高の辺境伯α:リシュル・アルノワーデだった。 ひょんなことから木の棒を使って彼を助けた僕は、なぜか彼に気に入られてしまい──。 気がつけば、辺境伯αの治めるヴィーランディ王国のお城へ伴侶としてお持ち帰りされることに。 人嫌いで有名な辺境伯様なのに、なぜか僕には過保護で甘々。 「お前は俺の伴侶だ。遅咲きならば俺が開花させるまでだ」  辺境伯αの甘やかし溺愛結婚生活のはじまり。  けれど、完璧に見えた辺境伯αには呪われた運命と呼ばれる影があって──。
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