恋の行く末 小説一覧

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アレックス・フィッツ・バーランドは誰のもの

アレックス・フィッツ・バーランドは、母が雲雀とともに空を飛んだあの日、この世に生を受けた。 神はアレックスに、男児として命を授けた。だが父は、神に抗い女児として生きることを強いたのだった。 父にとってアレックスは、伯爵家を継いではならない子であった。 偽りだらけの人生である。アレックスの存在が罪を生み出す。 生まれてしまったばかりに、関わる人々に厄災を招く。 自身の生に罪の意識を抱きながら、アレックスはこのまま生涯、領地で暮らすと思っていた。 だが十歳になると、王都の伯爵邸に呼び戻される。 それから四年が過ぎて、アレックスは婚約する。 婚約者のエドガー・グレアム・ロクシーは、名門ロクシー公爵家の嫡男である。 父が「不利な条件」を告げても、彼が婚約を望んだのは、アレックスの生家が所有する資産が目的なのだろう。 いずれにしても、厄災でしかない自分を、エドガーは婚約者として大切にするつもりのようだった。 ❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。
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