拳法戦士 小説一覧

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琉拳戦士ドラゴンレグロス

プロローグ 「滅びゆく拳流星」 遥か銀河の彼方――。 そこには、武と平和を重んじる伝説の惑星が存在した。 その名は拳流星(けんりゅうせい)。 拳流星には宇宙の生命エネルギーが結晶化した**「宝玉(ほうぎょく)」**が眠っていた。 宝玉は全部で50個。 それぞれが異なる動物や自然の力を宿し、選ばれた戦士だけがその力を引き出すことができる。 その宝玉は、拳流星の王・マスター・アルスによって長きにわたり守られてきた。 しかし、その平和は永遠ではなかった。 ⸻ 宇宙を渡り歩き、星々から秘宝を奪い続ける最凶の集団―― 海賊団。 船長ギルエタルガーは、50個すべての宝玉を集め、宇宙を支配するという野望を抱いていた。 「宝玉はすべて我らのものだ!」 無数の宇宙船が拳流星へ襲来する。 女海賊ザミラクアは圧倒的な剣技で戦士たちを倒し、開発海賊マドルは最新兵器で防衛網を破壊する。 そして、数え切れないほどのスカル兵が惑星中へ押し寄せた。 炎に包まれる街。 崩れ落ちる神殿。 必死に戦う拳流星の戦士たち。 それでも海賊団の勢いを止めることはできなかった。 ⸻ 王城の最深部。 傷ついたマスター・アルスは、最後に残った守護者たちへ静かに語りかける。 「このままでは……宝玉はすべて奪われる。」 彼は祭壇へ歩み寄り、残された宝玉を見つめた。 「宝玉よ……未来へ希望を託せ。」 アルスが両手を掲げると、眩い光が50個の宝玉を包み込む。 宝玉は一斉に宇宙へ飛び立ち、銀河中へ散らばっていった。 「何だと!?」 ギルエタルガーは怒りに震える。 「必ず見つけ出せ! 一つ残らず奪い取るのだ!」 「ハッ!!」 海賊団の宇宙船は、散らばった宝玉を追って宇宙各地へ向かった。 ⸻ 静まり返った王城。 マスター・アルスは最後の力を振り絞り、一つの青い光へ語りかける。 「ケン・ヤマト……。」 「お前は最後の希望だ。」 「宝玉に選ばれし戦士を探し出し、拳流星の未来を託せ。」 青い光はうなずくように輝き、地球へ向かって飛び立っていく。 ⸻ その頃、地球――。 日本・沖縄。 夜空を一筋の流星が駆け抜けた。 それは偶然ではない。 運命に導かれた光だった。 この光を拾う一人の少女が、やがて宇宙の命運を懸けた戦いへ身を投じることになる。 その名は―― 黒田 恵美。 まだ彼女は、自分が琉拳戦士ドラゴンレグロスとなる運命を知らなかった。
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