高句麗小説一覧

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大唐の都・長安、に住む私は、次々に見つかる謎の文字に悩まされる。
そこで私は道士にこの怪異を占わせたところ、瑞兆との卦が出た。
道士はその詳細を教えると、私からその吉運が去ってしまうので話せないと言う。
私は不審に思ったが道士には褒美をやって帰したところ怪異は止んだ。
それから35年が過ぎ、怪異のことなどすっかり忘れて、老爺になった私の許に、金吾衛の参軍を勤める孫の穹が立ち寄って長安を荒らしまわる高句麗賊について話をするが・・・
文字数 7,332
最終更新日 2025.04.07
登録日 2025.04.07
時は大業8(西暦612)年。
先帝である父・文帝を弑し、自ら隋帝国2代皇帝となった楊広(後の煬帝)は度々隋に反抗的な姿勢を見せている東の隣国・高句麗への侵攻を宣言する。
高句麗の守備兵力3万に対し、侵攻軍の数は公称200万人。その圧倒的なまでの兵力差に怯え動揺する高官たちに向けて、高句麗国26代国王・嬰陽王は一つの決断を告げた。それは身分も家柄も低い最下級の将軍・乙支文徳を最高司令官である征虜大将軍に抜擢するというものだった……。
古代朝鮮三国時代、最大の激戦である薩水大捷のラノベーション作品。
文字数 302,584
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.08.10
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