ファンタジー チート無双なし 小説一覧
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前世は日本の流通業界に生きた男が、気づけば剣と魔法の異世界で赤子として転生していた。
この世界の常識は「定価は絶対、売れ残りは廃棄」。商人ギルド・ヴァルト同盟が管理する定価の掟が百年以上守られており、値引き販売は厳禁とされている。その結果、農産物の三割が毎月捨てられ、型落ちの布は倉庫で眠り、誰もそれを疑わない。
赤子レイは「これはゴミじゃない。売り方を間違えているだけだ」と確信する。
言葉も話せない時期から観察し、データを集め、チームを作り、やがて「流れ物屋」という新しい商道を切り拓いていく。
武器は値引きではなく、仕組みと数字。敵は悪人ではなく、時代に取り残された制度だった。
文字数 16,320
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.18
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