勇者 小説一覧
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1
私と結婚するはずの勇者が妹の恋人になって戻ってきたので、あなたへの加護はもう祈りません
魔王を討ち果たし、王都に凱旋した勇者一行。勇者への褒賞は、〈聖剣の乙女〉である第一王女ウィノナとの結婚――のはずだった。
だが玉座の間で勇者が求婚したのは、共に旅をした第二王女ジュリア。「真の〈聖剣の乙女〉は私よ」と涙ながらに訴える妹に、宮廷中が喝采を送る。
幼い頃から、人形もドレスも人の心も、すべて妹に奪われてきたウィノナは、静かに告げた。
「承知しました。では本日この時をもって、加護の祈りを終えさせていただきます」
その瞬間、勇者が床に崩れ落ちて――。
二年間祈り続けた姉王女が、本当に待っていた「あの方」とは。
※「小説家になろう」にも掲載しています。
2
月が導く異世界道中
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
3
余りスキルの底辺転移者…だけど何かあるはず!
【書籍化&コミカライズ決定!】
皆様の応援のおかげで、本作がアルファポリスより書籍化されることになりました!
書籍版タイトルは、
『余りスキルの底辺転移者…だけど何かあるはず!』
となります。
さらに、本作のコミカライズも決定いたしました!
漫画家様のお名前や連載時期など、コミカライズの詳しい情報については、今後あらためてお知らせいたします。
刊行時期や書影などの書籍情報も、公開できるタイミングになりましたらご報告いたします。
長年にわたり本作を応援してくださった皆様、本当にありがとうございます!
第13回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞!
全3,120作品中14位となり、最終選考30作品に選出された作品です。
【あらすじ】
僕は、もうすぐ二十五歳になる、ごく普通のサラリーマン――常山順平。
仕事帰りの電車で吊り革につかまり、うつらうつらしていると、突然気分が悪くなった。
周囲の乗客も次々と倒れていく。
明らかな異常事態だった。
何が起こったのか分からないまま意識を失い、気がつけば、そこは電車ではなく見知らぬ建物の中。
周りには、僕と同じようなサラリーマン、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りらしい若い女性、定年の近そうな男性など、大勢の人が倒れていた。
どうやら勇者召喚が行われ、僕たちはそれに巻き込まれて異世界へ転移してしまったらしい。
日本へ帰るには、勇者が魔王を倒す必要があるという。
ところが、想定外の人数が転移してきたため、全員に与えるだけのスキルが用意されていなかった。
勇者として召喚された者以外には、一人につき一つのスキルと、支度金、装備一式が与えられる。
しかも、より良いスキルは早い者勝ち。
我先にとスキルへ群がる人々。
その中で突き飛ばされた一人の女性を助けようとした僕も、同じように突き飛ばされ、再び意識を失ってしまう。
目を覚ましたとき、その場に残されていたのは、僕とその女性だけ。
スキルも二つしか残っていなかった。
僕が手にしたのは【鑑定】。
女性が手にしたのは【家事全般】。
どちらも戦闘には役立ちそうにない、微妙なスキルだった。
女性の名は、才村友郁。
二十三歳の新入社員だ。
余りもののスキルを手にした常山順平が、才村や泉をはじめとする仲間たちと支え合い、理不尽な異世界を生き抜き、やがて成り上がっていく物語。
4
『魔王様は冒険をはじめた』 ~勇者を一万年待っても来ないので、余から行くことにした~
勇者が来ない
一年待った。十年待った。百年待った。千年待った
そして――一万年待った
かつて世界を震え上がらせた大魔王ヴァルゼオンは、人類が送り込んだ勇者を迎え撃つため、大魔王城の玉座で待ち続けていた
だが、勇者はいつまで経っても現れない
ついに痺れを切らした大魔王は玉座から立ち上がる
「……もうよい。余から行く」
一万年ぶりに大魔王城を出たヴァルゼオンを待っていたのは、彼の知る世界とはまるで違う時代だった
人間と魔族が交易し、魔法は大きく発展し、冒険者ギルドなる組織まで存在する
しかも一万年前に世界を恐怖させた自分の名は、もはや歴史と伝説の彼方
ならば好都合
正体を隠したヴァルゼオンは、冒険者「グレン」として勇者の行方を探すことにする
そこで出会ったのは、世話焼きな駆け出し冒険者の少女リリア
宿の取り方も、貨幣の価値も、現代の常識もよく分からない大魔王に呆れながら、彼女は一万年後の世界を教えていく
ただしヴァルゼオンには、一つだけ重大な問題があった
――強すぎる
初級魔法を使えば災害扱いされ、危険な魔物を討伐すれば英雄扱いされ、本人は普通に依頼をこなしているだけなのに冒険者としての名声だけが上がっていく
「余は魔王なのだが?」
やがて二人の冒険は、一万年前に勇者が大魔王城へ辿り着かなかった本当の理由へと繋がっていく
これは――
勇者を一万年待ち続けた大魔王が、待つことをやめて世界を歩き始める物語
5
いずれ最強の錬金術師?
テンプレのごとく勇者召喚に巻き込まれたアラフォーサラリーマン入間 巧。何の因果か、女神様に勇者とは別口で異世界へと送られる事になる。
女神様の過保護なサポートで若返り、外見も日本人とはかけ離れたイケメンとなって異世界へと降り立つ。
けれど男の希望は生産職を営みながらのスローライフ。それを許さない女神特性の身体と能力。
はたして巧は異世界で平穏な生活を送れるのか。
**************
本編終了しました。
只今、暇つぶしに蛇足をツラツラ書き殴っています。
お暇でしたらどうぞ。
書籍版一巻〜七巻発売中です。
コミック版一巻〜二巻発売中です。
よろしくお願いします。
**************
6
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
7
月が導く異世界道中extra
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
8
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
9
元勇者は帰宅したい ――魔王を倒したから、もうよくないですか?
魔王を倒し、1年に及ぶ旅を終えて王都へ帰還した勇者一行。
国を救った英雄たちを待っていたのは、盛大な歓迎と祝賀の日々だった。
魔王は倒した。報告も済ませた。
勇者ルカは、婚約者が待つ家に帰りたい。
それなのに――。
魔王討伐が終わったところから始まる、勇者の「その後」の物語。
※小説家になろうにも投稿しております。
10
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
11
【完結】旅立たない勇者に、何故か襲われています
激重ヤンデレ勇者×翻弄される村人A
勇者に選ばれた幼馴染が、旅立つ気配がない。
魔王討伐に行くはずなのに、いつまでもうちの宿にいる。
しかも食事を運びにいったら、押し倒されてしまった。
一体どうしちゃったの……?
12
失恋相手に魔王討伐のご褒美にされてたんだが
魔王討伐の為の勇者召喚に巻き込まれた蕪木透。その勇者は苦い思い出のある高校時代の同級生井上朝陽だった。すれ違いから疎遠になった2人が異世界に召喚される話。当て馬的な女の子が出てきますしわりと性悪です。プチざまぁあり。途中主人公があまりいい目にあっていませんがハッピーエンドなので安心してください♪( ´θ`)同性婚ありな世界線です。※他サイトにも掲載あり
13
【完結】前世ハイスペックブサメンの俺、今世ではイージーモードを歩みたい
気づくと絶世の美少年、ミカエルに転生していた。
今世はイージーモードかと思いきや、そう簡単にはいかないようで…。
幸せになりたいミカエルは、味方を増やすべく弟の元へと向かう。
その弟もまた、絶世の美少年だった。
この世界の美形の基準、おかしくない?
実はここがゲームの世界だと知ったミカエルは、幸せを掴むことが出来るのか―…。
全307話完結。
※暴力的表現は予告なく出てきます
※性的な表現があるタイトルには※付
※R-18は後半
※死人が出ますし怪我もします
※カップリングは主人公のみ
※アルファポリスBL大賞 奨励賞受賞作
14
【R18】スライムにマッサージされて絶頂しまくる女の話
突如として異世界転移した日本の大学生、タツシ。
世界にとって致命的な抜け穴を見つけ、召喚士としてあっけなく魔王を倒してしまう。
その後、一緒に旅をしたスライムと共に、マッサージ店を開くことにした。卑猥な目的で。
裏があるとも知れず、王都一番の人気になるマッサージ店「スライム・リフレ」。スライムを巧みに操って体のツボを押し、角質を取り、リフレッシュもできる。
だがそこは三度の飯よりも少女が絶頂している瞬間を見るのが大好きなタツシが経営する店。
そんな店では、膣に媚薬100%の粘液を注入され、美少女たちが「気持ちよくなって」いる!!!
感想大歓迎です!
※1グロは一切ありません。登場人物が圧倒的な不幸になることも(たぶん)ありません。今日も王都は平和です。異種姦というよりは、スライムは主人公の補助ツールとして扱われます。そっち方面を期待していた方はすみません。
15
勇者はしあわせだったのか。
レオンは幼馴染と「魔王を倒したら一緒になろう」と約束した。
その約束を胸に、レオンは勇者となった。
ついに魔王を倒し、世界には平和が訪れた。
英雄として讃えられ、約束を果たしたはずのレオン。
勇者は、本当に幸せになれたのか。
16
「君は理解してくれるだろう?」と言われ続けたので、もう終わりにします
「君は着いてきてくれるだろう?」
幼なじみで婚約者でもある勇者ルーカスにそう言われ、
エレノアは正式任命も報酬もないまま魔王討伐の旅へ同行していた。
結界維持、野営準備、補給管理。
旅に必要なことのほとんどを担いながらも、
ルーカスと聖女リリアは当然のように距離を縮めていく。
そしてある夜、
ルーカスは再び言った。
「君は理解してくれるだろう?」
その瞬間、
エレノアの中で何かが静かに壊れる。
これは、
“理解してくれる婚約者”でいることをやめた令嬢の、
静かな見限りと再生の物語。
※タグ設定については作者判断により整理し、現在は設定しておりません。ご了承ください。
17
勇者パーティーをクビになった翌日、国王が土下座してきた
「役立たずは勇者パーティーにはいらない」
そう言われて、俺は勇者パーティーをクビになった。
何の特技もない、ただの村人A。
ところが翌日。
「村人A様! 申し訳ありません!!」
なぜか国王が俺の前で土下座した。
「どうか勇者様の元へお戻りください!」
「いや、もう新しい仲間がいるんだけど」
勇者を救い、国を救え?
……その前に、俺は俺の仲間を守りたい。
これは、勇者と村人Aと、ちょっと変わった仲間たちの冒険譚。
18
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
19
とある勇者Aの後日譚
「百回抱かれて、それでも男の体が欲しかったら、そのときはお前の願いを叶えてやろう」
誰にも頼らずたった一人で魔王を討伐した勇者アウレスは、魔力を使い果たし隠居した。かつて魔王討伐のために命を落とした勇者たちが眠る墓地で墓守をしながら、平和でのんびりとした生活を送っていた。そこに現れたのは魔王の息子クロエだった。類稀なる美貌と世界でも例を見ない特異体質のアウレスを気に入ったクロエは、彼の願いを叶えるためにある条件を提示する。
※受けが後天性のカントボーイです。
※受けが攻め以外に襲われたことがあります。
苦手な方はご注意ください。
20
【コミカライズ】実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい(勇者学園の西園寺オスカー)
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
2026年4月24日より、ピッコマ、コミックポルカにて漫画が連載中!
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
21
異世界転移は草原スタート!? 勇者はお城でVIP待遇、俺は草原でサバイバル
書籍版1巻と2巻好評発売中!!
旧題:異世界転移は草原スタート?!~転移先が勇者はお城で。俺は草原~
「第5回次世代ファンタジーカップ」にて"優秀賞"を受賞+[書籍化決定]しました。
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「ステータスオープン!」
シーン——
「……出ねぇ!」
地面に両手を叩きつけ、四つん這いで叫ぶ。
「クソゲーやんけ!?」
——ある日、突然異世界へと飛ばされた。
ごく普通の高校生、ソラ。
眩い光の中で彼が最初に目にしたのは、異世界を創った神——ではなく、ただの広大な草原だった……。
異世界人なら誰もが持つという『生活魔法』すら持たない、まるで産まれたての赤ん坊のような彼は、草原スタートを「クソゲー」と嘆きながらも、この世界で生きていくことを決意する。
そして始まる、波乱の異世界生活——
◆ 無鉄砲な駆け出し冒険者のタンクガール
◆ 「血濡れの魔女」と恐れられる、最高ランクの女冒険者
◆ 魔物を見ると襲いかかる、清楚系バーサーカー聖職者
……そんなクセの強い仲間たちと共に、剣と魔法の世界を生き抜く日々。
魔物と戦いながら日銭を稼ぎ、時には鉱山で出稼ぎ。
とある貴族令嬢には訓練と称してサンドバッグ扱いされ、群がるヒーラーに回復魔法をかけられ……。
時には酒に溺れ、時には異世界料理を振る舞い、米と醤油と味噌を懐かしむ。
——この世界で生きていくと決めたソラを待ち受けるものとは?
そして一方、勇者は——。
22
魔力なしの末っ子王子は唯一無二の魔法好き!
魔法王国マジカリア。
国民は皆例外なく魔力を持って生まれ、当然の如くそれを行使して魔法という現象を起こす……はずだったのですが。
第五王子ノア・フォン・マジカリア。
彼は帝国史上初めて魔力を持たずに生まれた人間でした。
寂れた離宮を与えられ、使用人は出て行ってしまい、一人暮らしを強いられた五歳児は………
「んー、ここをいじれば系統変化すると思うんだよなぁ。魔力欲しいなぁ。試したいなぁー」
勇者だった前世の記憶を頼りにスクスク成長していたのです。
そんなある日彼の元に傷だらけの人間が一人落ちて来ました。
心優しい王子は一切の下心なく彼を助けます。
(桁違いの魔力を持つ男!使える!助けねば!)
………多少邪な気持ちがあったとはいえ結果的に助けたのだから良いのです。
その出会いは宛ら静かな湖に投げ込まれた小石のようなものでした。
波紋は徐々に広がっていき、気付けば王子の周りにはたくさんの人が………
「おいノア!!今度はなに拾って来た!」
「コイツはドラゴンのドラ子!ちゃんとお世話するから飼ってもいい?」
「元いた場所に返してこい!」
………人ならざるもの含め、王子の周りにはたくさんの生物が集まってきます。
これは異端な魔力なしの最強王子が繰り広げるドタバタ魔法ファンタジー。
23
『モブ転生 戦闘適性なしの農民ですが、なぜか勇者パーティーの前衛をやっています』
前世の記憶を持つ男――カイル。
彼が転生した先は、勇者でも貴族でもなく、ただの農民だった。
チートもない。
特別なスキルもない。
あるのは、日々の畑仕事で鍛えられた頑丈な身体だけ。
カイルはこのまま、村で畑を耕しながら、のんびり一生を終えるものだと思っていた。
だが、そんな彼に転機が訪れる。
畑の近くで聞こえた悲鳴。
駆けつけた先にいたのは、ブラック・ボアに襲われそうになっている三人の少女たちだった。
彼女たちを助けたことで、カイルの平穏な農民生活は大きく動き出す。
――え? キミたち、勇者なの?
普通、魔法でババーンと敵をやっつけるもんじゃないの?
さっきのはただの猪で、別に強くもなんともないんだけど……。
ついてきて欲しい?
ちょっと、そんな目で見ないでくれ。
断りづらいから!
お人好しなただの農民と、ぽんこつ英雄たちの旅が始まる。
ところが、一緒に旅をしてみれば、ぽんこつだと思っていた彼女たちは、予想より遥かに強かった。
「カイルさんが傍にいるから、私たちは全力で戦えるんですよ」
いざという時、この人は自分たちを見捨てない。
その信頼が、彼女たちに全力で戦う勇気を与えていた。
――いや、キミたち、そんなに強かったの?
けれど、旅を続けるうちに、カイルは知ることになる。
彼女たちは、勇者になりたくてなったわけではない。
本当に望んでいるのは、戦いから離れた、穏やかな「普通の暮らし」。
その願いを叶えるために、命を懸けて戦わなければならないのだという。
……そんな話を聞いて、先に村へ戻る気にはなれなかった。
大剣を振るう戦士・ダグラスとの共闘。
誇り高く、少々意地っ張りな勇者・エリオとの出会い。
困っている人を放っておけない銀髪の勇者・ルシアには、なぜか無理やり旅をさせられている農民だと心配されて――。
そして、仲間を奪った魔物を追う、隻腕隻眼の勇者・モリア。
仇を討った後のことを考えられない彼女もまた、カイルには放っておけなかった。
飯を作って、旅の面倒を見て、時には一緒に死地へ向かう。
帰るつもりだった農民は、今日も誰かを見捨てられずについていく。
――農民だから、なんだってんだ。
あいつらを見捨てて帰れるわけねぇだろ。
24
クラス転移で僕のスキルが【万物配送(アー・マ・ゾーン)】!? 〜パシリ確定の最弱スキルは異世界文明を【改革無双】する~【全年齢版】
クラスごと異世界に召喚された高校生の相田海斗。
クラスメイトたちが強大なチート能力を授かる中、海斗のスキルは【万物配送(アー・マ・ゾーン)】という戦闘力皆無の外れスキルだった。
勇者からただの荷物持ちと嘲笑われ、見下される海斗。
しかし、この異世界は風呂も水洗トイレもなく、食事は泥水と干し肉という不衛生で不便な地獄だったのだ。
極度の潔癖症である聖女が絶望して泣き崩れる中、海斗はスキルで現代の仮設シャワールームや温かい食事を取り寄せる。
海斗の能力は、人助けや感謝で貯まる【EP(エンゲージポイント)】を消費し、現代日本のあらゆる物資を即座に取り寄せることができる最強の物流スキルだった。
不衛生な環境で苦しむ聖女や娯楽に飢えた賢者たちを、現代物資と圧倒的なインフラで次々と救済していく海斗。
泥水をすすりながら野宿する勇者たちを尻目に、海斗は美少女たちと快適な異世界スローライフを満喫する。
これは最弱と蔑まれた青年が、現代知識と物流チートで異世界に文明革命を起こし、やがて世界最大の物流国家を建国する痛快成り上がりファンタジー、開幕!
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【サクッと読める】2ch名作スレまとめ
2chで投稿された名作スレをまとめています。
物語に影響しない程度で一部変更する場合がございます。
ご了承ください。
※不定期更新
26
俺の愛銃はレールガン【超電磁砲】 剥奪された世界最強の勇者
「今までご苦労であった。お前にはよく働いてもらったが、これからは子爵として領地の経営に励むがよい」
国王にそう命じられ、勇者の称号を剥奪されてしまった主人公ディール。王女との婚約も破棄されてしまい、何もない僻地へと追いやられる事となる。
その理由は、異世界から新たに勇者たちが召喚されたためだった。
ところが召喚された連中は、とんでもない外道集団だったのである。
神の啓示によると、召喚された勇者達は代行者であり、その行いは絶対なのだそうだ。
「こんな理不尽な事などあるか! すぐにディールを呼び戻すのだ!」
国王は、ディールを呼び戻そうとするが。当の本人は今さら王家を救う気など微塵も無かった。
しかし、民の事を思う彼は、大量発生した魔物共から人々を守ろうと立ち上がる。別の顔である、仮面を被ったSランク冒険者フレイアとして。
「ただの国家認定勇者のくせに、神の代行者である俺たちに敵うはずなんてないだろ?」
そう高を括る召喚者たちだったが、彼には世界最強たる秘密が有った。
これは人であり続けたいと願う、神がかった力を持つ青年の物語。
主人公ディール……勇者時代に手に入れた聖剣を国王に取り上げられてしまい、代わりの武器としてレールガンを手にする。大魔道士としての要素も併せ持つ。
正ヒロイン……低身長で巨乳。少々ヤンデレ気味。
その他のヒロイン達……ツンデレ騎士、元王女、猫耳獣人族、邪悪な竜、吸血鬼の幼女。
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「帰ったら、結婚しよう」と言った幼馴染みの勇者は、私ではなく王女と結婚するようです
「結婚しよう」
アリーチェにそう約束したアリーチェの幼馴染みで勇者のルッツ。
しかし、彼は旅の途中、激しい戦闘の中でアリーチェの記憶を失ってしまう。
それでも、アリーチェはルッツに会いたくて魔王討伐を果たした彼の帰還を祝う席に忍び込むも、そこでは彼と王女の婚約が発表されていた・・・
28
勇者パーティから追い出されたと思ったら、土下座で泣きながら謝ってきた!
書籍化にあたりタイトル変更しました(旧タイトル:勇者パーティから追い出された!と、思ったら、土下座で泣きながら謝って来た……何がなんだかわからねぇ)
第11回ファンタジー小説大賞優秀賞受賞
2019年4月に書籍発売予定です。
俺は十五の頃から長年冒険者をやってきて今年で三十になる。
そんな俺に、勇者パーティのサポートの仕事が回ってきた。
貴族の坊っちゃん嬢ちゃんのお守りかぁ、と、思いながらも仕方なしにやっていたが、戦闘に参加しない俺に、とうとう勇者がキレて追い出されてしまった。
まぁ仕方ないよね。
しかし、話はそれで終わらなかった。
冒険者に戻った俺の元へ、ボロボロになった勇者パーティがやって来て、泣きながら戻るようにと言い出した。
どうしたんだよ、お前ら……。
そんな中年に差し掛かった冒険者と、国の英雄として活躍する勇者パーティのお話。
29
【本編完結】黒猫王子の政略結婚~ある迷宮の終わりと始まり~
同性と政略結婚することになったルシアンは、祖国では「顔だけ王子」と揶揄されていた。黒猫に変身できる能力を隠し持ったまま、ルシアンは婚約者となったテオドールに会う。テオドールの侍従エリオットが『勇者』であることに気付き、使命を果たそうとしない勇者に憤るルシアン。しかしエリオットにはテオドールの側を離れられない事情があった。
ルシアンはテオドールとの仲を深めていく。しかし互いの本音をぶつけ合った翌日、テオドールは迷宮で行方不明となってしまった。婚約者を救うため、加護の力を使うことを決意したルシアン。巨大な黒猫の姿となって、勇者を背に乗せ迷宮へと駆ける。地味に生きるはずだった『顔だけ王子』は、婚約者のため国のため、迷宮を探索する――黒猫姿で。
*他サイトにも投稿しています。
*軽い性描写があるエピソードには*を、明らかに成人向けの描写には**を付けてあります。
*6万5千字程度で完結予定。
30
最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?
アニメ化決定! 2026年4月より放送中(TOKYO MX、BS朝日)
気が付いたら異世界にいた男子高校生「真名部響生(まなべひびき)」。草原にいた彼は自身に『鑑定』というスキルがあることに気が付く。 そして職業は『鑑定士(仮)』だった。(仮)って……。 エルフのエマリアの案内で冒険者となった響生は、元最強勇者の獣人クロード、未来の最強賢者少女リリアン、白ネコ聖獣のヴェネを仲間にして少しずつ強くなりながら元の世界に帰る方法を探す。……が、巻き込まれ系主人公は自分の意思とは関係ないところで面倒ごとに関わっていろいろ大変です。 4人の勇者、7人の賢者、8人の魔王、そして11人の神様がいる異世界から、彼は無事に元の世界に帰還できるのか? あと、タイトル通り最強になる日は来るのか!? 【注意】 この作品はBLではありませんが、一部BL風味な表現があります。一時的に主人公が女体化する予定があります。 これらの表現を絶対に読みたくない! という方はご注意ください。
31
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
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王女の誤算。一途な勇者は王家に代償を払わせる。
孤児院で共に育ち、支え合って生きてきたガリアンとスーリャ。
だが、ガリアンが聖剣を抜いてしまったその日から、二人の日常は静かに引き裂かれていく。
勇者となった彼は王女と恋仲であるという噂。届かなくなる手紙。
そして、パン屋の前に止まった仰々しい馬車——。
魔王討伐を果たした勇者が、王城で口にした最初の言葉とは。
一途な勇者と、欲しいものを全て手に入れてきた王女。
二人の願いが交差する時、この国は決定的な代償を支払うことになる。
二話完結。
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職業【魔王】でも勇者になりたい! ~処刑寸前の村の少年、魔王の力で人助けしすぎて聖者と噂される~
辺境の村の十五歳、カイは勇者の英雄譚が大好きな少年だ。ところが成人の神託で授かった職業は【魔王】。教会の定めでは、【魔王】は聖女の手でその場で処刑される。けれど剣の柄に手をかけた聖女ミレアは、処刑をやめて、カイを預かると宣言した。魔王になる兆しを見せれば、その場で彼女が斬る。その条件で一年、カイを見張るという。
人を病ませる黒い靄、瘴気。それを喰らうたび、カイの腕には黒い線が伸びる。胸まで届いて引かなくなれば、本物の魔王。毎朝それを書き留めるのはミレアだ。
それでもカイは決めた。この力で人を助けて、勇者になってみせる。
魔物の群れは命令ひとつで道を空け、病の村の瘴気は残らず喰らい、竜は睨むだけで頭を垂れる。震えながら礼を言った人々の噂は、いつしか『黒衣の聖者』に変わっていく。
「いや、聖者じゃなくて、勇者のほうが……」
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異世界冒険記『ストレージ・ドミニオン』
遠坂亨(とおさか とおる)16歳は、夏休みの最中、新作ソフトを購入し、家へと帰る道のりで不幸にも命を落としてしまう。
その滑稽な死に方に、彼に大笑いで死を伝える、死神セラと対面する。
死後の選択として、天界で次の転生を待つか。新たな生を得て、超人的な能力か、神話級武器をもらい受け、ゲームの主人公みたいに活躍できる異世界にて、魔王討伐をするか。と、問われる亨。
迷ったあげく亨は、異世界へと旅立つ事を決意する。
しかし亨は、ゲームの主人公みたいな生活を送る事は拒否した。
どれだけ頑張っても、一人で出来る事は限界があると考えたからである。
そんな亨が選択した能力は、死んだ時に手にしていた携帯ゲーム機を利用し、ゲームに登場する主人公や、魅力的なキャラクター達をゲームのストレージデータから召喚するという能力だった。
ゲーム的主人公ポジションを捨て、召喚能力を得た、亨ことトールの旅が、どん詰まりの異世界からスタートする。
主人公、個人の力は、チート持ちとは縁遠いものです。地道に経験を積んで成長していくタイプです。
一話の文字数は、千から二千の間くらいになります。場合によっては、多かったり少なくなります。
誤字脱字は無いように見直してますが、あった時は申し訳ないです。
本作品は、横書きで作成していますので、横読みの方が読みやすいと思います。
2018/08/05から小説家になろう様でも投稿を始めました。
https://ncode.syosetu.com/n7120ew/
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魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
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【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
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黒猫勇者と怠惰の宰相 〜引きこもりの俺、安眠のためにリモートワークで異世界を改革する〜
──「それ、ただのシステムエラーだよ」
安眠こそが人生の至上命題。
かつてweb業界の荒波で「仕様変更」という名の不条理と戦い抜いたフリーランス・佐藤カズヤ。
彼はある日、愛猫の「たま」と共に、現代日本のインフラが完備された「家ごと」異世界へ転移してしまう。
24時間365日、一歩も家から出ずにダラダラしたい。
そのためには、家の外で鳴り響く「非効率な騒動」という名のノイズを片付ける必要があった。
異世界の住人たちが「精霊の怒り」と震え、「伝説の呪い」と嘆く難問。
だが、webエンジニアであるカズヤの目には、それは単なる「設計ミスのバグ」や「UI(ユーザーインターフェース)の欠陥」にしか見えなかった。
「根性論で動かすからクラッシュするんだよ」
「その不具合、パッチを当てる必要があるね」
寝そべったまま現代社会の最適化ロジックを異世界に。
本人はただ、静かな昼寝環境を確保するために「最短・最小の手間」で問題を処理しているだけ。
しかし、そのあまりに合理的で冷徹な回答は、領主を驚愕させ、騎士を心酔させ、いつしか彼は「一歩も動かずに世界を再構築する、神の如き知恵者」として祭り上げられていく。
一方、膝の上で丸まる愛猫・たまの正体は、主の安眠を妨げる不穏分子を物理的に消去する最強勇者ターメイン。
「俺は寝たい。だから世界を最適化する」
快適な引きこもり生活を守るための「デバッグ」が、気付けば国の、そして世界の秩序を書き換えてしまう。
猫×怠惰×勘違いが織りなす、超合理的・異世界QOL向上コメディ!
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魔王討伐から帰ってきた勇者様がすぐ死ぬんですけど!?
タイトル通りです。
39
魔王を倒したら、受付嬢に正体がバレました
魔王を倒し、世界を救った勇者パーティー。
報酬を受け取りにギルドへ向かうと、受付嬢が俺を見て叫んだ。
「あなたが魔王を倒したせいで、人類が滅亡します!」
……え?
俺、世界を救ったんだよな?
40
世界中が彼女を最強と呼ぶ。―その彼女だけが、俺の方が強いと知っている。
五年前、世界中に突如としてダンジョンが出現した。
既存資源が急速に減少する一方、モンスターから得られる《魔石》が新たなエネルギー源となり、人類はダンジョン攻略なしには文明を維持できなくなった。
そんな世界で、高校二年生の山田啓太は「落ちこぼれ」だった。
成績は下の中。運動も苦手。能力もろくに開花せず、学校では「のろま」と馬鹿にされ、妹からも疎まれている。
しかし高校二年になった四月、啓太は突然、異世界へ勇者として召喚される。
数々の死闘と成長の末に魔王を討伐し、異世界を救った啓太。
そして地球へ帰還すると――地球では一秒も時間が経過していなかった。
しかも、異世界で手に入れた勇者の力はそのまま。
それでも啓太は力をひけらかすことなく、以前と変わらない高校生活へ戻っていく。
それから一か月。
日本最強の女性クラン《白百合騎士団》を率いる、世界最強の聖騎士・城川姫香は、謎の転移陣によって未知の領域へ飛ばされる。
そこで遭遇したのは、人類の戦術がまるで通用しない獰猛なイレギュラー・ドラゴン。
仲間を逃がすため、姫香はたった一人で殿を務める。
一時間に及ぶ死闘の末、血まみれになり死を覚悟した姫香。
その前に突然、一人の少年が現れた。
「危機一髪だったな」
世界最強の姫香が命懸けで食い止めることしかできなかった怪物を、少年はあっさりと撃破する。
「待ってください! せめて、お名前を……!」
「山田啓太」
そう名乗って、少年は去っていった。
これは、誰にも知られず異世界を救って帰還した落ちこぼれ勇者と、その本当の強さを知ってしまった世界最強の少女の物語。